低品質コンテンツは削除した方がいいのか?それとも改善した方が良いのか?

「低品質なコンテンツは削除したほうが上位表示に効く」と一方的に思ってはいませんか?

しかし、削除は本当の「最終手段」として考えるのがオススメ。Google のウェブマスター向け公式ブログでは、「低品質コンテンツ=ユーザーに価値を与えないコンテンツ」とされています。もっと細かく言えば、「検索エンジンが価値のないコンテンツと評価されたもの」ということになります。

3ヶ月間アクセス0や、滞在時間10秒以下、離脱率ほぼ100%などがそれに該当します。

そういった価値なしコンテンツを削除すべきか、残すべきか。また改善すべきなのか…?これが今回の記事のテーマです。今回は「SEOにマイナスの影響を与えていると思われる低品質なコンテンツ」の管理法について考えていきたいと思います。

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Google から「低品質コンテンツ」と認識される3つの原因

このことを正しく理解するためにはGoogleになぜ「低品質コンテンツ」と判断されるのか?その原因を知ることが大切です。

これは主観と他サイト様の情報を調べた結果ですが、その原因は主に以下の3つです。

  1. 情報量が少ない
  2. 重複コンテンツが存在する
  3. 独自性が欠けている

それでは順番に確認していきましょう。

原因1.情報量が少ない

コンテンツの「情報量」は検索エンジンが評価する基準のひとつです。

そのため、情報量が伴っていないコンテンツには真っ先に「低品質」という評価が下りやすい。

例えば、「ビタミンの効果」についてのコンテンツを作成するなら、ユーザーがそのコンテンツひとつを読めばビタミンの効果がすべてわかるようなコンテンツを作るイメージで。「ひとつの記事にどれだけ情報を詰め込むことができるのか」ということが大きなポイントです。

「文字数が多いコンテンツの方がSEOに効果がある」と言われるのもこのためです。無駄に文字数が多ければいいわけではないので、全てがそうなるわけではありません。ですが、ある程度大きいキーワードで上位表示される記事はほとんど決まって文字数がある。傍から見て「この記事書くのにどれくらい時間を使ったんだろう?」と思ってしまう記事がほとんどなのです。

情報量を意識することによって、内容が濃くなります。そして、内容を濃くするにはやはりそれなりの文字数が自然と必要になってくるわけです。

原因2.重複コンテンツが存在する

同一、または似ている内容を含むコンテンツのことを「重複コンテンツ」と呼びます。

サイトを長期間に渡って運営していると、どうしても同じような内容のコンテンツができてしまうのは正直仕方がありません。しかし、重複コンテンツが同サイト内に存在することによっていくつかのデメリットが生じてきてしまうのも事実です。

この重複コンテンツ、大きなデメリットとして挙げられるのが「同時に検索結果に表示されないこと」です。

仮に、まったく同じ内容のコンテンツを2つ作ったとしても検索結果に表示されるのはそのうちの1つだけ。そのため、片方の記事では検索流入からのアクセスは見込めなくなってしまうのです。これでは、コンテンツ作成に費やした努力が水の泡です。

なので同じテーマや同じキーワードで新しく記事を書く場合、そしてその元の記事がリンクを多く得ていたり、シェア数が多かったりする場合はNoindexやcanonicalタグを使って新記事を優先表示させるよう一工夫が必要です。

重複コンテンツがサイト内に多くある場合、Google からペナルティーを受けることもあります。ペナルティーの内容としては「検索順位の下落」または「検索結果からの削除」が最悪のケースになります。

原因3.独自性が欠けている

今は誰でも簡単にインターネットで情報を発信できる時代です。

そんな時代だからこそ、もう情報をただ並べるようなコンテンツで勝てないようになってきています。情報の中にいかに「独自性」を含ませることができるかが重要です。独自の経験や調査に基づいた、洞察に富んだ独自の視点を取り入れたコンテンツを作らなければいけません。

独自性のあるコンテンツというのは「訪問者をワクワクさせること」につながります。また、独自性のあるコンテンツで訪問者の興味を惹かせることによって長くサイト内に留まってくれるようになり、直帰率を減少させることも可能になります。

良いコンテンツとは?

ここまで書いた通りで検索上位に表示される良いコンテンツとは情報量が多く、重複しておらず、独自性のある記事ということになります。

ただ、これが中々難しいもので。特に最初の頃に書いた記事は質が低いことがほとんど。人気マンガの多くも1巻、2巻と50巻などを比べると圧倒的に後者の方がクオリティ高いですよね?ブログやサイトもこれと同じで最初の頃に書いた記事は2年後、3年後に見返すとやはり見劣りするもの。

さらに最初のモチベーションが高い頃に書いているので記事数も半端なく多いです。これが本当にやっかいです。

放置しておくと情報が古くなるので、時間の経過とともに読まれなくなりどんどんアクセスが減っていきます。するとサイト全体に悪影響を与える可能性が出て来るわけです。

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余談ですが、古くてアクセス0の記事があってもサイト全体の評価が極端に下がることは無いと思います。ただ、より良いパフォーマンスを出そうとするなら過去記事にも目を配った方が良いよね。という話ですね!

…というわけでそこで必要なのが改善or削除の選択です。

「コンテンツの改善」を何よりも最優先

では、ここからは低品質コンテンツの対処法についてです。

もし、運営するサイト内で低品質コンテンツを見つけた場合、以下3つの対処法が考えられます。

  1. 削除
  2. NOINDEXにする
  3. 編集(改善)

結論から言ってしまいます。

低品質コンテンツの対処法としては「コンテンツの改善」を最優先に行うべきです。NoIndeXや削除は本当の最終手段と考えて、まずは改善が大事。

2017年10月にアメリカ・ダラスでState of Search 2017という「検索エンジンマーケティング」のイベントが開催されました。そのイベントで壇上に上がったのはGoogleスイスのトレンドサーチアナリストの「ゲイリー・イリェーシュ」氏でした。

質問者とゲイリー氏との質疑応答の中で「低品質コンテンツをNOINDEXすることで残りの高品質のページの検索結果にポジティブな効果を生むことができるのか?」という質問がありました。

ゲイリー氏は「NOINDEXにより他の高品質のページの検索順位を上げられるという保証はない」と答えた上でこう続けています。

「私はページをnoindexする考えは好きではない。むしろ検索結果で上位に表示させるために低品質なページを改善しているサイト運営者を好む。低品質なページが検索結果に表示されていないなら、インデックスされていない。インデックスされてなければ原則としてサイトの評価に影響を及ぼすことにはならない」“I don’t like the idea of noindexing pages, I would much rather see site owners improve the pages that show up in the search results. For those that don’t show up in the search results, those are not indexed, and if they are not indexed then typically they are not affecting your site.”(引用元:Removing Low Quality Pages Won’t Result in Sitewide Google Rankings Boost

あくまでこの意見はゲイリー・イリェーシュ氏個人の意見ですが、この意見の通り低品質コンテンツはまず改善を考えてみるのがオススメです。

改善することによって、そのコンテンツに費やした労力はけっして無駄にはなりませんし、結果的に検索上位に表示されるようになればサイトへのアクセスは増加するからです。

改善するために必要な時間と生まれる価値を考えよう

低品質コンテンツを見つけたら、まず改善にチャレンジすることが大事です。

しかし、ただやみくもに改善をしようとすると、とてもつらい時間を過ごすことになります。特に記事数が500、1000、2000となってくると、改善は途方もない重労働。いつ終わるのかも検討がつきません。そのため、改善する際には考えなくてはいけないことが2つあります。

1.改善にどれくらいの時間がかかるのか

一度作ったコンテンツを改善するのは思ったよりも時間とエネルギーを使います。

そのため、改善を始める前にコンテンツ改善に要する時間をざっとでいいので計算してみることをオススメします。時間がかかってしまうようなものであれば、削除して新しいコンテンツをゼロから作り直した方がもしかしたら効率的&効果的かもしれないです。

リライトよりも0から書いた方が楽な時って結構ありますよね?

2.改善後にどれくらいの効果が期待できるのか

改善に必要な時間が分かったら、次は改善作業に意識を向けていきましょう。

どんなに丁寧に改善していっても、その内容のコンテンツの元々のポテンシャルが低かった場合は本末転倒。特に検索上位に入ることができないと思った場合には、NoINDEXまたは削除を行ったほうが良いかもしれません。

例えばテーマ的にキーワードの競合が多い、上位を狙える場合は複合キーワード(3個の組み合わせ)などの場合はよくよく考えた方が良いです。新しく記事を作成して、その後に過去記事をNoindexなどにした方が良いというケースもあるはずです。

改善後にどのくらいの価値があるコンテンツになるのかを事前に考えておくことが大切です。

以上2つのポイントを考えた結果、改善するメリットが少ないと判断したら「NOINDEX」や「削除」を考えていきましょう。

低品質コンテンツは改善→NOINDEX→削除の順番で考える

サイトの評価を上げるために低品質コンテンツ対策を行う場合は以下のステップで考えるのがオススメです。

ステップ1.改善を試みる

まずは品質の改善にチャレンジしてみましょう。

過去記事に付け足したい情報、参考資料、ライバル記事をベースにオリジナル記事へとレベルをあげます。自力でやるのもありですし、大規模サイトの場合は予算を組んで外注の力を借りた方が効率かもしれません。実際私はある程度見切りをつけて活動するようにしています。

ステップ2. NOINDEXにする

改善しても見込みが薄いもの、新記事の邪魔になる場合はNOINDEXがオススメです。

低品質コンテンツをNOINDEXさせることによって、検索結果には表示されなくなります。そのため、サイト全体の評価を守ることができます。

WordPressの場合、NOINDEXは「ALL IN ONE SEO」というプラグインを使うことで記事毎に簡単に設定が出来るのでオススメです。

ステップ3.削除する

削除もNoindexも意味合いとしては全く同じです。

ではどういった場合に削除するかというと「質が低すぎて誰にも見せたくない&改善見込みが薄いコンテンツ」などの場合に削除すると良いです。アフィリエイトもビジネスですから、途中で方向転換をすることだってあるはず。そうすると方向転換後の方針は過去記事の方針とはズレることもあるわけです。

例えば、最初は情報アフィリエイトをやっていたけど、その内物販アフィリエイトに移行した場合などはそれに該当しますよね。そういった場合に削除は有効だと思います。

検索流入で入ってきた訪問者がたまたま低品質コンテンツを見つけてしまったら、サイトの信頼性は一気に失われてしまいます。むしろ、デメリットになるの可能性があるのです。低品質なコンテンツは以上3つのステップで対処していくことをオススメします。

まとめ

過去に書いた記事で低品質なもので改善可能&アクセスも期待出来るものは積極的に改善することをオススメします。

読者にとってメリットがあるけど、ライバルが強すぎたりアクセス見込みが薄いものはNOINDEX。質が低すぎて誰にも見せたくない&改善見込みが薄いコンテンツなどは削除というイメージが良いかなと思ってます。

…とこんな記事を書きながら、私は今日も当サイトの過去記事をコツコツ見直してます。後残り400記事…(汗 いつ終わるのか謎です。

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ABOUTこの記事をかいた人

19歳の頃に起業を目指す。上場企業を含む営業会社を3社経験、その後マーケティング会社の取締役を経験する。Webマーケティングの中でもDRMやインバウンドマーケティング、プロダクトローンチに精通し、ローンチ経験は14回、累計の売上高は10億円を大きく越え、現在はそれぞれの手法をMIXして売上を伸ばすことを得意としている。コピーライティングとマーケティングが専門分野。2015年6月株式会社ウェブエンジンを創業。