コンテンツがコピーされるとすぐに通知!WordPressのプラグイン「Check Copy Contents(CCC)」の魅力と使い方

この記事で分かること

  1. WordPressのプラグイン「Check Copy Contents(CCC)」の魅力と使い方
  2. コンテンツのコピーに対して気をつけるべき点
  3. CCCを有効化するとコピーされた時、コピーした人の情報を抽出出来る!

今回は、WordPressの「Check Copy Contents(CCC)」というプラグインについて、その魅力と使い方をまとめたのでご紹介します。

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コンテンツコピーの対策はしていますか?

インターネットで情報収集をしていると、同じような情報を載せているサイトがいくつか出てきことはありませんか。特にトレンドを意識した記事は同じような内容が量産されていることが多々あります。

まだブログ運営を始めたばかりの初心者の人には自分のブログ記事が他のサイトにコピーされているというようなことはあまりないと思いますが、ブログ運営を続けていくと「あれ…この記事どこかで見たことあるな…あれ?私のじゃん!」…とこのような問題が発生すると思います。

SHO
コンテンツは本当に良くコピーされるので要注意ですよー!しょうがないと割り切るのもありですが、最低限の対策はしておくべきだと思います。

自社サイトのコンテンツをコピーされるとどんなことが起きるのかというと、

  1. 閲覧者数(PV数)が分散される
  2. 被リンク評価が分散される

広い意味では上の2点の問題を起こすことになります。

1は同じような内容の記事が存在すれば、読者が自分の記事を読むメリットは薄くなり、先に目についた者勝ち状態になります。ブログ記事を書いた本人のファンでもない限り、記事を読んでもらえる確率が低くなり、影響を受けることになります。

2に関しては、SEO対策として有効な、外部リンクを貼ってもらえる確率が分散されるということが起こりえます。

自社サイトが他サイトでURL付きで記事を紹介されると被リンクがつくことになります。その本数が多いとGoogleが「役に立つコンテンツ」として評価してくれるようになり、検索結果の順位も上がりやすくなります。これもやはり同じような記事が他にたくさんあればいくらその内容がいいものであっても被リンクされる確率が分散されてしまいます。

どちらもブログで収益化をしたいと思っている人にとっては避けたいものだと思います。

そういうことで今回は、

  • 自分のブログを収益化したい
  • 自分のコンテンツを無断でパクられるのは許せない

という人のために、そんな問題を解決してくれるWordPressのプラグイン「Check Copy Contents」の魅力と使い方をわかりやすく解説していこうと思います。

「Check Copy Contents」の魅力

それでは「Check Copy Contents」を使うと具体的に何ができるのでしょうか。

「Check Copy Contents」では、運営しているサイトの文章がコピーされたときに、コピーされた部分、時間情報、IPアドレスなどを、メールで伝えてもらうことが出来ます。これが中々に便利。

具体的には、

  1. コピーの該当箇所
  2. 時間情報
  3. コピーされたコンテンツのURL
  4. IPアドレス情報(相手の)
  5. ブラウザ情報(相手の)
  6. リファラ情報

が通知される仕組みになっています。

これらの情報を自分宛にメールで届くので証拠にもなりますし、もし悪質な人に対応する場合の大事な情報となるわけですね。

もしも自分のオリジナルのブログと全く同じコンテンツがこの機能によって存在することが発覚した場合は、著作権違反としてGoogleのデジタルミレニアム著作権法(DMCA)侵害としてGoogleに申し立てをすることができます。それが承認されれば、重複コンテンツはGoogleの検索結果の上位に反映されなくなったり、ペナルティが発動されることになります。

記事のどの部分に注目しているかがわかるというメリットも

「Check Copy Contents」の他のメリットとしては、自分のどの記事のどの部分が注目されているかも知ることができるということです。

よくコピペされる記事はいいコンテンツだということにもなりますので、SEO対策にも応用できるでしょう。

ただし、画像コンテンツはこのプラグインでは知ることができませんので注意してください。

すこしユーザビリティが下がりますが、本当にコピペを絶対にされたくないという人は、サイト自体をコピペできなくする「WP Copyright Protection」というプラグインもありますので、そちらを参照してください。

SHO
完全コピー禁止はあまりオススメしません。サイトを紹介してくれようとする人はコピペが出来ないサイトを紹介しない(面倒だから)傾向があります。被リンク獲得チャンスを失うことにもなるので完全禁止はやめた方がいいですね。

「Check Copy Contents」の使い方

それでは「Check Copy Contents」をインストールして有効化できたら、プラグインの設定を見ていきましょう。

「Check Copy Contents」の設定方法

管理画面→ツール→CCC設定

管理画面からツールにカーソルを合わせると、CCC設定という項目があるので選択します。

CCC設定

以下の画面が表示されれば、ここでメールアドレスの設定などができます。

通知先のメールアドレス

誰かに自分のコンテンツがコピーされたときにお知らせするメールアドレスを設定します。WordPressにログインする用のメールアドレスがデフォルトで入力されているので、変更したい人だけ変更しましょう。

通知メールの件名

上記のメールアドレスに送るメールの件名を設定できます。デフォルトで結構です。

通知メールのアドレス

上記のメールアドレスに通知を送る際に使われるメールアドレスを設定できます。デフォルトで結構です。

感知する文字数

こちらに指定された範囲以上の文字数を誰かにコピーされた場合、メールで通知してくれるように設定できます。デフォルトでは30文字となっていますが、自分のお好みで指定してもいいでしょう。ブログ運営が軌道に乗ってくるときちんと引用されている場合でも通知が飛んでくるので、時と場合によって値を変えるのもいいかと思います。

ログインユーザーの時の通知

ログインユーザーとは簡単にいうと自分のことです。自分が運用しているサイトなどのコンテンツの一部をコピーしたときに通知するかどうかを指定できます。こちらもお好みでチェックを外してください。

Google Analytics

Googleアナリティクスの履歴に残すかどうかです。こちらもデフォルトで結構です。

「Check Copy Contents」のデモンストレーション

では実際に機能するかどうか試して見ましょう。

以下の文章コピーしてみます。

(この記事の書き出しです)

そうすると、すぐに登録しているメールアドレスにコピーされた旨の通達が来ました。

このように、

  1. コピーの該当箇所
  2. 時間情報
  3. コピーされたコンテンツのURL
  4. IPアドレス情報(相手の)
  5. ブラウザ情報(相手の)
  6. リファラ情報

がきちんと表示されていますね。

以上で使い方の説明は終了です。

ちなみに当サイトは毎日大量のコピー通知が届いてます…。もはや一つ一つを追うことは出来ていません。。。

とりあえず今は「読んでくれている人がちゃんといるんだ!」という気持ちの安定用に使っています(笑 もちろん何かあった時はこのメール達を遡ってチェックして、情報を得ることになるので意味が無いわけではないですね!

まとめ

今回はWordPressのプラグイン「Check Copy Contents」を紹介しました。このプラグインは、自分のコンテンツがコピーされたときに、すぐにメールで詳細を送ってくれるとても便利なものです。自分では気づかない記事の読み手がどの部分を注目して読んで、引用しようとしているのかを知ることができます。

また、「コピーされる」ということは「読まれている」ということでもあります。モチベーション維持にも使えますから^^このプラグインはオススメですよ!

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2 件のコメント

  • ランキングからきましたtakeshiです。
    自分が一生懸命考えて書いたブログをコピーされる。
    最悪ですね。Check Copy Contentsは参考になりました。
    また、訪問させて頂きます。

    • ホント最悪ですよね^^;
      はい、コピー対策というより補助ツールといった感じですが、参考になれば嬉しいです!

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    ABOUTこの記事をかいた人

    19歳の頃に起業を目指す。上場企業を含む営業会社を3社経験、その後マーケティング会社の取締役を経験する。Webマーケティングの中でもDRMやインバウンドマーケティング、プロダクトローンチに精通し、ローンチ経験は14回、累計の売上高は10億円を大きく越え、現在はそれぞれの手法をMIXして売上を伸ばすことを得意としている。コピーライティングとマーケティングが専門分野。2015年6月株式会社ウェブエンジンを創業。