Googleが2018年4月12日にモバイル検索のページ表示を正式に変更しました。
具体的にどのような変更が行われたのかというと、以前はモバイル端末で検索した際のページ表示は10記事ほど表示され、その1番下には各ページへ飛べるように1~10といったページ数が表示されていました。または「次へ」という表記でした。
今回の変更はそのシステムを廃止し「もっと見る」をタップすることで無限にスクロール出来るようにしたのです。
これは非常に大きな変化です。これまでは進むも戻るもタップが必要でしたが、今後はタップが必要なのは「もっと見る」だけとなり、戻りたい時は上にスクロールすればいいだけになります。アクセス流入に大きな変化が出そうな予感がする、そんな話題ですね。
ということで、今回はこのシステムの導入からどうしたことが起きるのか、どのような可能性があるのかについてお話していきます。
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Googleがぺージネーションを廃止、無限スクロールを導入
Googleは従来のページネーションを廃止して、無限スクロールのシステムを導入しました。
これまでのように「次へ」で「次ページ」へ飛ぶわけではなく検索画面下部にある「もっと見る」で従来の2ぺージ目、3ページ目と続くようになりました。実質2ページも3ページも1つの画面で表示されることになり、「ページ」という概念が無くなったと言ってもいいですね。
このシステムの正式導入にあたりGoogle検索のTwitter公式アカウントがアナウンスを行っています。
We've launched a new “More results” button that makes it easier & faster to get more search results on mobile. Now additional listings load below the ones already being viewed, rather than the old "Next" button that would load an entirely new page…. pic.twitter.com/A4ZMXFlwd0
— Google SearchLiaison (@searchliaison) April 11, 2018
導入理由としては「より簡単に、そしてより速く結果をモバイル検索で表示するため」とのこと。
昨日上の記事を上げたばかりですが、こういった一連の流れを見るといかにGoogleが表示速度に注目しているかが伝わってきます。
こちらはAndroidやiosのGoogleアプリ、そしてchromeを含めたブラウザでの検索に対して適用されています(スマホアプリ「Chrome」はまだ一部未対応のようです。順次対応するはずです)。
ページネーションとは?
そもそも従来のページネーションとはどういったものだったのでしょうか?
ページネーションとは少し前述させて頂いたように「ページに分けること」を指しています。具体的には「長くなってしまった特定の文章や情報を複数のページに分割し」そして「各ページに対しリンク動線を設置しアクセスをしやすくすること」を指します。
つまり、検索結果の表示ページ最下部にある1~10までのぺージに分割されている、その仕組みがぺージネーションだということです。
ページネーションが廃止されると何が変わるのか
ユーザー目線で考える最大のメリットは「進む」「戻る」の作業が減り、スクロールで閲覧出来るようになります。
例えば従来の表示方法だと10ページ目、20ページ目まで行くと5ページや3ページ目に戻りたい時にポチポチと手動で戻る必要がありました。それが新しい表示形式になることでスクロールで一気に上まで戻ることも可能になります。
検索上位表示に縛られる必要が無くなる?
また従来のSEO対策の基本中の基本とされていた自身のサイトを検索上位に表示するというものも1ページ目という概念はこれまでよりも薄れてくる可能性が高そうです。
逆に言えば、これまで2ページ目、3ページ目でくすぶっていてなかなか上位に食い込めなかったサイト運営者の方々も自然検索からの流入数や反応率が変わってくるのではないでしょうか。「次へ」をタップする必要が無いので、そういった影響も出るはずです。
Google AdWordsの広告の位置などへの影響はないのか
今回の新システムへの改正で「もっと見る」で続きの検索結果が表示されるようになったことでGoogle AdWordsのサイト広告表示にも影響は出てきそうです。
この広告の位置に関してはページ上部に表示されるものと下部に設置されるものがあるようです(前述したGoogle公式Twitterアカウントのツイートを参照)。
しかし下部に表示されるというのも「もっと見る」の付近に表示され、ユーザーはこの「もっと見る」で視線を止め、かつ動きも止まるので広告が目に止まりやすくなる可能性も往々にしてあるようにも思います。そういう意味で広告出稿者にとってもメリットがありそうです。
コンバージョンの計測やクリック数の増減、率のチェックを強化するべきですね。
サイト運営者は今後の動きに注意が必要
今回のシステムの変更に関してはサイト運営者の方々は今後の動きに注意が必要になります。まだ導入されてから間もないため、どれくらい、またどのような影響が出るのかはわかりませんがページへの流入数などの反応率はこれまでとは変わることが予想されます。
ページネーションが廃止されたことでこれまでは不便がゆえに2ページ目、3ページ目まで見ることがなかった人も今回の変更を機にアクションが変わり、これまで上位だったサイトの流入はその他のサイトへ流れ減少する可能性もあります。
逆に言えば現段階でSEO上位を獲ることが出来ていないサイト運営者の方はユーザーの目につくチャンスが増え流入が増加する可能性があるということになります。
そのため、今後しばらくは様子を見る必要があるのではないかと思われます。もし、ネガティブな動きがあれば対策が必要になりそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はとても大きなニュースを扱いましたが、公開されたばかりがゆえに不確定な要素が多いことや情報が少ないといった側面もあります。
今後、また詳しい情報がまとまり次第、こちらでお伝えしたいと思っています。現状では、様子を見守り、自身も触れることでユーザー目線により近づくように随時修正する姿勢が大切となりそうです。影響が出始めるのはこれからだと思います。