久しぶりのGoogleネタです。興味深いニュースが飛び込んできました。Search Engine Land「Google beta testing a real-time indexing API」によるとGoogleの検索結果のインデックススピードがさらに速くなるとのことです。
ちなみに現状でもインデックススピードは速いです。当サイトで記事を更新するとおよそ1分後にはGoogleにインデックスされ、検索結果に表示される状態にあります。
（画像では8分ですが…）この時点で十分速いですよね？今回のニュースでわかったのはそれよりもさらに速くなり、遅延が発生しないレベル、つまりリアルタイムになるとのことです。
またAPIも「リアルタイム・インデキシングAPI」という名前がつけられているほどで、これからは検索結果がSNSのタイムラインのようにリアルタイムで更新されていくと考えた方がいいですね。
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現在は「リアルタイム・インデキシングAPI」ベータ版のテスト中
Search Engine Landによると現在は新しい技術である「リアルタイム・インデキシングAPI」のベータ版をテスト中とのことで、まだ一部でしか試されていないようです。これからの数ヶ月でベータ版のリリースを拡大するようで、いずれは完全公開となる運びでしょう。
このAPIが公開されるとGoogleのインデックススピードは、
信頼されたパブリッシャーはコンテンツを直ちにGoogleに送信出来るようになり、すぐにコンテンツを公開出来るようになる。そこでは遅延は発生しない。
としているので「更新」と「インデックス」がリアルタイムになります。インデックスが速くなり（公開と同時になり）、情報の伝達スピードがさらに上がることになります。
アフィリエイターに影響はあるのか？
では今回のニュースがアフィリエイターに影響があるかどうかを考えておきたいと思います。
これ、実はたくさん考えたのですが、大きな影響は無さそうです（汗 なぜならば今の段階で既にインデックススピードは数分と速いため、表現するならば「微々たる差」だからです。このAPIの技術そのものは相当凄いものだと思います。ただでさえ速いものをより速くする。これは単純に凄いです。でも我々アフィリエイターにとっては影響は少ないです。
しいて言うならば2点です。
トレンドアフィリエイターへの影響
トレンド系のアフィリエイターにとってはインデックススピードが上がれば露出されるスピードが速くなり、検索経由のアクセス数が増える可能性があります。リリース直後にアクセスが入り始めるわけですから、メリットを得られると言えそうです。ただしライバルの参入スピードも上がるため、記事の品質やサイトの評価が低いとあっという間にライバルに抜かれ、2ページ目、3ページ目と追いやられる可能性もありますね。
トレンドアフィリエイトも記事の品質が重要だと私は思っています。逆を言えば質が高ければライバルがいくら参入してきても常に上位表示されますので。スピードと質、両方の追求は難易度高いですが追求すべきポイントとなりそうです。
コピペ記事・コピペサイトの撲滅
これは一部での話です。未だにコピペ記事を出す人がいて、そして稀に本家よりコピペ記事＆サイトが上位に表示されてしまうという摩訶不思議な現象が起きることがありました。これはコピペ記事の方がインデックスが速い時に起こる現象です。
それが「遅延が発生しない」レベルのインデックススピードになれば「更新」と「インデックス」が同じタイミングになるため、この摩訶不思議な現象は起きなくなる（起きづらくなる）と考えられます。ただ元々一部でしか起きていない現象のために影響は少なそうです。
まとめ
現状のままでもインデックススピードは速いです。そのため、リアルタイムインデックスとなっても影響は少ないと思われます。ただしユーザーにとっては検索したタイミングでリアルタイムな記事を見れることになるのでメリットがありますよね。いい記事を素早く見つけられるようになる。そういう意味では今回のAPIの誕生は凄いなと思います。
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