今回の記事ではGoogleが2月末に新たに発表した2つのツールについてお話したいと思います
そのツールとは1つがSpeed Scorecard(スピード スコアカード)と呼ばれるもの。もう一つがImpact Calculator(インパクト カリキュレータ)です。では一体それぞれがどんなツールで、それぞれどのように役立つのかを解説していきます。
Googleが出す新しいツールですからメディア運営をしている方はチェックしておくことをオススメします。
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2つのツールの役割・効果効能
Speed Scorecard(スピード スコアカード)
Speed Scorecardはサイトの表示スピードをチェック出来るツールです。日本を入れた12カ国の国ごとの表示スピードと、3G/4Gでのスピードを計測出来ます。
また、他サイトとの表示スピードの比較も出来るので、ライバルサイトを設定している方は定期的にチェックすることをオススメしたいですね。
ここで表示するスピードはリアルタイムではなく、クロームのレポートデータに基づいているとのこと。Googleの計測スピードではなく、ユーザーの体感スピードをベースに比較することになるのでよりリアルなデータでの比較ということになります。
Impact Calculator(インパクト カリキュレータ)
Impact Calculatorは興味深いツールで、読み込み速度を改善すると売上にどのくらい影響するのかを調べてくれるツールになっています。
こちらはサイトのデータが無いとシュミレーション出来ないツールです。自社サイトを調べる時はGoogleアナリティクスなどを開きながら行うとスムーズに調べることが出来るのでオススメ。
入力すべき情報は以下の通り。
- Domain: ドメイン名(自社サイトのURLをそのまま入力)
- Current Speed: 現在の読み込み速度(Speed Scorecardで計測)
- Average Monthly Visitor: ユーザー数/月平均
- Average Order Value: 平均注文額/1ユーザ
- Conversion Rate: コンバージョン率(成約率)
(ドメインとスピードはSpeed Scorecardで計測すると自動入力されます)
こちらは運営しているサイトによって使える、使えないケースがありそうです。
例えば当サイトは無料のオファーを掲載しています。すると平均注文額の入力が出来ません。同じようにサイトはフロントエンド、リスト化を行ってからバックエンドとして商品やサービスを販売している2ステップ戦略をとっているサイトはあまり参考に使えないかと思います。
主にECサイトのパフォーマンス改善などで活用出来るツールですね。
ECサイトとはショッピングサイトと覚えておくとわかりやすいです。Amazonや楽天。その他小規模でもカート機能があってショッピングが出来るサイトは全てECサイトと呼ばれます。
Speed Scorecard・Impact Calculatorの役割まとめ
2つのツールで出来ることをまとめると以下の通りです。
- Impact Calculator:
「サイトの読み込みスピードが与える売り上げへの影響」を調べることができる。 - Speed Scorecard:
「競合サイトとのサイトの表示速度を比較すること」が出来る
サイトにおける表示速度と収益発生に関わるコンバージョン(これよりCVと記述)は消費者、ネットユーザーの購買行動と密接に関わっており1秒の表示速度の改善が明暗を分けるといっても過言ではありません。
せっかくなので今回はこれら表示速度とCVの関係性や各種ツールの活用法などをお話していきたいと思います。
あなたのサイトは大丈夫?コンバージョン率向上のための理想の表示速度は2秒以内
コンバージョン率と表示速度はどのように関わっているのか?
実際にユーザーは表示速度に対してどのような行動を示し、ストレスを抱えているのでしょうか。Googleアナリティクスと並ぶweb分析ツールとしてKISSmetrics(キスメトリクス)という解析ツールがあります。
Kissmetricsは簡単に説明すると顧客1人1人の行動プロセスを知ることが出来るものです。どの日にどんな順序で何をしたかを知ることが出来るため愛用者も多いです。そのKissmetricsがページスピードとeコマースとの関係性を示すインフォグラフィックからデータの一部を紹介したいと思います。
出典:https://blog.kissmetrics.com/loading-time/?wide=1
表示速度とECサイトの利用状況の関係
上のインフォグラフィックではECサイトの利用者がサイトの表示速度によってどのような購買行動の変化が見られたのかをデータとしてまとめています。
以下、一部をご紹介します。
1秒の遅れが16%顧客の満足度を低下させる
最近はどの国でもネット回線が強化されているため、表示スピードは速いことが当たり前になってきています。
少しでも遅かったり、もっさりしているとすぐにクローズするのが今のインターネット。その影響がコンバージョンにも影響を与えており、サイトの読み込みが1秒遅れるごとに実に16%もの顧客ユーザーの満足度が低下させているとのことです。
逆に言えばこの問題を改善すれば満足度低下を防ぐことが出来るという見方も出来ますね。
1秒のレスポンスのタイムラグがCVを7%も減少させてしまう
こちらもたった1秒の表示速度の違いでサイトの収益が低下してしまうというサイト運営者側には耳の痛いデータになります。
またこのデータには合わせて以下のような内容も記載されています。
- ページの表紙速度が1秒遅れることで7%のコンバージョンの縮小をもたらしうる
- 1日に10万ドル売り上げるサイトであれば1秒の遅れが毎年250万ドルの売り上げの損失をもたらす可能性がある
これらのことから分かることはサイトのページ表示速度が遅いことはユーザービリティ(サイトの使いやすさ)の低下を招くだけにとどまらずコンバージョンや売上にも悪影響を与えているということが分かりますね。
こちらの話題がとても参考になります。
世界1位のECサイトの規模を誇るAmazonではサイトの表示速度が1秒遅延することで実に16億ドルもの収益損失をもたらす可能性がある。引用元:Fastcompany|How One Second Could Cost Amazon $1.6 Billion In Sales
Amazon規模にもなると表示速度1秒の誤差が後に莫大な損失となって表れます。16億ドル。約1700億円ですから恐ろしいですね。
さらに、Googleの検索エンジン表示スピードも重要で、ユーザーが検索をしてから検索ページが表示されるまでの速度が0.5秒遅れてしまうだけで20%の検索ユーザーが離脱してしまう可能性があるそうです。
40%のユーザーは表示速度が3秒以上かかるページから離脱してしまう
ユーザーが求めるサイトの表示速度は高速回線の普及と共に高まってきていて表示に3秒以上かかると5人に2人はサイトを見ることなく離脱とのこと。これだけの大きな機会損失を出してしまっているとすれば2秒に表示速度を縮めることが出来ればこれまで以上に流入が見込めるということでもあります。
表示速度の低下はSEOにも悪影響を及ぼすこともある
Googleは2012年の時点でページの表示速度が検索ランキングの要因の1つであることを発表しています。
しかし、ページ速度に関しては要因の1つに過ぎずその関連性や影響はそれほど大きくはないようです。
ページ表示速度についてGoogleのMatt Cutts(マット・カット)氏は
もしサイトが本当に、本当に遅かったとしたら、ページのスピードをランキング要因に使うと言ってきた。したがってそれ以外の全ての条件が同じだった場合は確かにランキングが低くなることがある。引用:海外SEO情報ブログ|モバイル検索の上位表示にページ速度はどのくらい重要なのか
前述しているようにサイト内容の関連性をひっくり返してしまうほどの大きな要因はもっていません。
ユーザー目線に立った時に早いサイトかとても遅いサイト、どちらが好まれるかとなれば世間一般的には早いサイトを好むはずです。それならば他に記事内容を大きく左右する要因がないのであれば表示速度が速いサイトの方がいいのではないかという話です。
表示速度と売り上げに関することのまとめ
いかがでしたでしょうか。
表示速度がサイトに及ぼす影響を見ていきましたが、たった「1秒」が及ぼす売り上げや離脱の影響は想像以上にとても大きい物だということに気づけたと思います。
今後はコンテンツイズキングとスピードイズクイーンのような言葉が流行るかもしれません。