5月初旬から突如当サイトのアクセス数が増え、何が原因なのかを調べまわっていました。いきなりPV数が増えるのは嬉しい事ですが、その反面、いつか下がるのでは…という不安を感じるものです。なので私の場合は分かる限りで、原因を探すようにしています。
ちなみに、どの程度のアクセス増なのかというと、こちらを見てみて下さい。
これは2015年4月末から、5月中旬までのアクセス解析です。ちなみにセッションではなく、PV数で表示させています。背景のラインを見ればわかるとおりで、1.5倍から2倍近い増加となっています。
当時の推測としては「記事総数が増えて底上げされた」「小さなバイラル・ループが起きた」「Googleからの評価が上がった」などが原因だろうと考えていたのですが、断定が出来ず、うやむや状態でした。
しかし、5月20日頃、Googleが公式でコメントしたことで原因がわかりました。
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Google:品質を決定するシグナル評価方法を更新「クオリティーアップデート」を発表
どうやら今回Googleが公式でコメントした「クオリティーアップデート」が原因なのではないかと。前述の3つの理由も的外れではないと思いますが、時期的にこのアップデートが原因になっているような気がしてなりません。このアップデートによって当サイトが上がった…というよりは、他のサイトが落ちた(結果的に当サイトが上がった)のではないかと推測します。
突如発表された「クオリティーアップデート」
多くの人は『は?クオリティーアップデートって何?』や『初耳なんですけど!』と言いたくなると思いますが、そうなんです。これは私も突然知った新しいアップデートで、Googleが5月の初旬にこの「クオリティーアップデート」を実施し、今この時期に発表したようなのです。
このクオリティーアップデートについて詳細な記事を書いてくれているSEOjapanさんによりますと、
今月の初めから、Googleの順位は確かに変動していたのだ。Googleは、コンテンツの品質の評価方法に変更を加えており、これが順位変動の原因であると Search Engine Landに対して公に認めたのだ。今回のアップデートは、“The Quality Update(クオリティ・アップデート)”とでも呼ぶべきだろうか。(引用元:SEOjapan)
という記載があります。つまり、誰も知らぬ間に新しいアップデートが開発され、そして既にアップデート済みということになります。また、公式発表というよりは、Search Engine Landについて回答したという形式のようです。クオリティーアップデートもGoogleが決めた名前ではなく、Search Engine Landが名づけた名前のようですね。
で、クオリティーアップデートって一体どんなアップデートなの?
重要なのはここから。我々Webマスターにとって大切なのは「で、クオリティーアップデートって一体何?どんな作用があるの?」という効果効能の話です。このことについて、SEOjapanさんを含め、クオリティーアップデートが何たるかを説明した記事を引用してご紹介したいと思います。
SEOjapanさんより引用
”スパムに関連するアップデートは行われてはいないが、品質を決定するシグナルの評価方法について、順位アルゴリズムの核となる部分に変更を加えた”、というものだった。(中略)現在、コンテンツの品質がどのように評価されているかという点について、Googleは特別な情報を提供していない。Googleの過去の発言から推し量ると、特定のページやサイトの品質は、様々な種類の要素によって決定されるということだ。今回の変更により、その中の特定の要素を強めたり、弱めたりした可能性はある。
SEMリサーチさんより引用
5月上旬に大規模な自然検索順位の変動が発生していたが、Google は特に何のコメントも出していなかった。今回 Google が明らかにしたところによると、コンテンツの品質を推定・評価するシグナルの処理においてコアランキングアルゴリズムを変更した。詳細は明らかにしていない。
海外SEO情報ブログさんより引用
状況から、パンダアップデートの更新では? と疑われたのですが、Search Engine Landの問いに対してGoogleは否定していました。またパンダに限らず、特別なアルゴリズム更新を実施した事実もないとも言っていました。しかしその後の問い合わせに対して、品質シグナルの処理に関するコア ランキング アルゴリズムに変更を加えていたことを認めたそうです。
パンダアップデートやペンギンアップデートのような特定のページ・サイトを対象にしたアルゴリズムではなく、中核部のアルゴリズムに対する変更です。(中略)いずれにしても、コンテンツ品質を評価する重要なアルゴリズムが改良されたのは確かなことです。
…引用しすぎ 汗?すいません。
ということで、具体的にどんなアップデートかということについては「コンテンツの品質を判断するシグナルの評価の仕方を更新した」というのが今回のアップデートという回答になりそうです。コンテンツの品質のどの部分がどのように評価されるようになったか、過去と今、何が変わったのかという点については公式発表がなされていません。
いずれにしても品質の評価方法が変わったということです。
パンダ・アップデートとクオリティーアップデートの違い
この話を聞いて、Googleに詳しい方や、Webマスターの方は「クオリティーアップデート」と、以前発動され、その後更新され続けている「パンダ・アップデート」って何が違うの?って思うと思います。
これについては海外SEO情報ブログさんの記事がとても参考になります。この記事を読んで、この両者の違いは“パンダアップデートは特定の分野やサイトをターゲットとしている”が、“クオリティーアップデートはアルゴリズム全体のアップデート”という区分けになっている印象を受けました。これは私のイメージなので、公式ではありませんm(_ _)m
パンダは局所的(スパム的なページを撃退する)、クオリティーは全体的(全ページが対象)と言ってもいい気がします。
まとめ
高品質なページの価値がどんどん上がっていきますね。
良質コンテンツを生み出し、読者のためになる記事を書こうとしていれば、パンダアップデートとクオリティーアップデートの違いはもはやどうでも良いのかもしれませんが、ただ、このようなアップデートを見ていると、さらにコンテンツを作りこまないとダメだなと思いますね。私達がやるべきことは「ユーザーに価値ある良いコンテンツを提供する」ということで、このルールさえ守っていれば、どんなアップデートが来ても基本的には大丈夫です。
Googleを攻略しようとするのではなく、読者に楽しんでもらおうという気持ちを持つことの方が大切ですね。クオリティーアップデートの件、また続報が入ればブログやメルマガでお伝えしようと思います。
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