2019年は3月、6月、9月にそれぞれGoogleのコアアップデートが実施されています。このアップデートで大きく順位変動が起きたのは、多くの方が体感しているのではないでしょうか?
この記事では2019年8月1日にGoogleが自らのブログで発表した「コアアップデートで検索順位が落ちたサイト」に向けてのアドバイス「コアアップデートについてウェブマスターが知るべきこと」をベースにコンテンツチェックの方法を今後の意識すべきことを解説します。
目次
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コアアップデートについてウェブマスターが知るべきこと
まずはGoogleが公式ブログで発表した内容を確認していきましょう。
※出典:Googleウェブマスター公式ブログ
※以下、このページの引用出典は全て上記と同じGoogleウェブマスター公式ブログです。
コアアップデートとは、3月12日、6月3日、9月24日にGoogleが実施した3回のアルゴリズムアップデートの事で、非常に広範囲にわたって影響を及ぼしました。
サイトが扱うカテゴリーによっては、Google検索結果からのアクセスが9割減になるサイトあるほどで、3月と6月のコアアップデート後の8月1日に大きく順位が下がったサイト向けに、Google自らアドバイスを発表したのが、上記の『コアアップデートについてウェブマスターが知るべきこと』です。
大まかな内容は次の通りです。
Googleでは検索結果を改善するために、アップデートを続けています。年に数回は、検索アルゴリズムとシステムに大幅な変更を加えており、これを「コアアップデート」とGoogleは呼んでいます。
このコアアップデートにより検索結果の順位が大きく下がるサイトもあれば、大きく上がるサイトもあります。大きく下った場合は、間違った修正を行わないようにして頂きたい。コアアップデートでの順位変動はペナルティやガイドライン違反での順位低下とは異なり、修正が不要な場合が多いのです。
例えば2015年の時点で映画のトップ100作品を決めたとしても、毎年新しい映画が生まれてきます。2019年に順位が変動するのは自然なこと。この時、順位が下がった映画の評価が下がったわけではなく、新たに「すぐれた作品がランキング入り」したことで、順位が動いただけなのです。
これと同様に、順位が下がったサイトがある反面、今まで過小評価されていたサイトが見直されて、順位を上げているケースも多々あります。
また、Googleはコアアップデートで順位が下がったサイトは過去のコンテンツに不必要な修正を加えるのではなく、新たに質の高いコンテンツを加えることをすすめています。
では、どんな点に注意して行けば良いかをGoogleの『コアアップデートについてウェブマスターが知るべきこと』に沿って
リストアップしました。
コンテンツと品質に関する質問
- コンテンツは、独自の情報、レポート、研究、分析を提供しているか?
- コンテンツは、特定のトピックに対して包括的または完全な説明を十分に提供しているか?
- コンテンツは、あたりまえのことだけでなく、洞察に富んだ分析や興味深い情報を含んでいるか?
- コンテンツが他の情報源から得られたものである場合、単なるコピーや書き換えでなく、付加価値とオリジナリティを十分に提供しているか?
- ブックマークしたり、友人と共有したり、友人にすすめたくなるようなページか?
- 見出しやページタイトルは、コンテンツを誇張したり、読者に強いショックや不快感を与えたりするものでないか?
- ブックマークしたい、友達と共有したい、またはお勧めしたいページになっているか?
- コンテンツは、雑誌、百科事典、書籍に掲載または引用されるような価値があるか?
ざっくりまとめると・・・
コンテンツ内容はオリジナリティがあって、充実しているか?読者が満足できる、ブックマークしたくなるような内容が書かれているか?を自らチェックすべしという事です。
専門性に関する質問
- コンテンツは、明確な情報源、関係する専門知識の証明、著者またはコンテンツを公開しているサイトの背景情報(著者ページへのリンクやサイトの概要ページなど)など、掲載されている情報が信頼性の高いものであることを示すための情報を提供しているか?
- コンテンツを制作しているサイトを調査した場合、そのトピックに関する権威者としてそのサイトが信頼されている、または広く認識されているという印象を受けるか?
- コンテンツは、トピックに関して明らかに充分な知識を持つ専門家や愛好家によって書かれているか?
- コンテンツに明らかな誤情報がないか?
- お金や人生を左右するような問題について、このコンテンツを安心して信頼できるか?
ざっくりまとめると・・・
コンテンツにミスは無いか?特にYMYLに関する内容に触れる場合、本当に専門知識のある者が書いているか?コンテンツの内容は信頼するに値するか?をもう一度問い直しましょうという事です。
コンテンツの提示方法や制作に関する質問
- コンテンツに誤字やスタイルに関する問題がないか?
- コンテンツは適切に制作されているか?急いで制作されたような印象を与えていないか?
- コンテンツが大量生産されていたり、多数のクリエイターへの外部委託によって制作されていたり、大規模なサイト ネットワークに散在しており、個々のページまたはサイトのプレゼンスが低下していないか?
- コンテンツに、主要なコンテンツを妨害したり注意をそらしたりするほどの大量の広告が掲載されていないか?
- コンテンツは、モバイル デバイスでも適切に表示されるか?
ざっくりまとめると・・・
コンテンツは丁寧に作られているか?単に記事数を増やすために内容の薄いコンテンツでは、評価されない。また広告がコンテンツうぃ邪魔するような広告ばかりのサイトは評価できないという内容です。
比較に関する質問
- 検索結果の他のページと比較した場合、コンテンツは十分な価値を提供しているか?
- コンテンツは、サイトの訪問者が本当に求めるものを提供しているように思えるか?あるいは、検索エンジンで上位に表示するためだけを狙って作成されたように思えるか?
Googleは上記のチェック項目を「自問するだけにとどめず、サイト作成に関わっていない第三者にもチェックしてもらうべきだ」と述べています。
更にGoogleが求めるE-A-Tの基準
このGoogle公式ブログで更に後半ではコンテンツ作成者はE-A-T (Expertise:コンテンツの専門性、Authoritativeness:権威性、Trustworthiness:信頼性)に関しても正しい認識を持って「E-A-Tの要素がしっかりとサイトに反映されているかを確認するべきだ」とし、要素や表現に不足があれば補うように忠告しています。
Googleの発表から言えること
上記の発表から言えることをまとめてみると、次の4つの傾向が強まったと言えます。
- Googleは今まで以上に「コンテンツの品質」におもきを置き、チェックを入れるようになって来た。
- 専門性のないコンテンツやリライトしただけでオリジナリティのないコンテンツは順位が下がる傾向にある。
- コンテンツだけではなく、ページの見やすさや使いやすさデザインも「コンテンツの品質」としてチェックされる。
- 運用年数に関わらず「コンテンツの質」を重視して検索順位結果に反映されるようになった。
上記のことからも、E-A-T を意識したコンテンツ作成は今後必須項目になると考えられます。逆に、これから作成する新しいサイトでも、E-A-T を満たし、デザインや見やすさ、ユーザーの使いやすさを意識したサイトを作って行けば、現在上位しているサイトを超えていくことは十分可能だといえます。
まとめ
今年のアップデートは体感的に「今までになく厳しい」と感じる方が多いのではないでしょうか?
現実問題多くのアフィリエイターが「順位が下がった」というコメントを残していますが、Googleの発表にある通り検索順位は相対評価ですから、下がるサイトがあれば、必ず上がるサイトもあるという事。
順位変動は精神的なショックも大きいですが、一喜一憂せずに「正しい情報」を元にGoogleの傾向を把握しながらユーザーにとって使い勝手が良い、満足度の高いコンテンツを提供していくことが大切だと言えるでしょう。
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