「歴史は繰り返す」こんな言葉を聞いたことはありませんか?
アフィリエイトという言葉が流行り始めてから早10年ほど経ちますが、未だに月5000円の報酬も稼げていないアフィリエイターがたくさんいます。その数はおよそ95%と言われていますが、100名アフィリエイターがいれば95人が月5000円未満の収入ということになります。
しかし、その収入額では到底副業やビジネスとは言えませんよね?
そこでアフィリエイトJAPANでは、95%の人が稼げていないこの原因は、歴史を知らないことに1つ原因があるのではないかと考えました。歴史を知らなければパターンがわかりませんから、業界で起こっていること全てに行き当たりばったりで対応してしまいがちです。
パターンを知れば、パターンから抜け出せます。
どっしり構えて適切に報酬を稼ぎ続けるためには、まずはインフォ業界の歴史を知ることから始めましょう。そして今後どのような流れで業界が動いていくのかを少しでも予測出来るように免疫をつけることが大切です。
時は約10年前に遡ることからスタートです。よりわかりやすいようにS字カーブに例えてご紹介していきましょう。
スポンサー:1日2時間で月1000万円稼ぐアフィリノウハウ
がむしゃらに記事とメルマガを書いて月10万円しか稼げなかった男が、「あること」を導入したことで月1000万円を稼ぐようになった…そのあることを今から公開します。アフィリエイトはコツを掴むと報酬が爆発するケースが多いのでこれはチェックをオススメします。また、今回の企画ではノウハウだけではなくPDF約100冊や、動画約25個も無料とのことですので、これからアフィリエイトに取り組む方にもオススメできる内容ですね。
■無料:1日2時間で月1000万円稼ぐアフィリノウハウ
S字カーブとは
S字カーブとは、商品や市場のライフサイクルを導入期、成長期、成熟期、衰退期の4つにわけて解説したものです。
全ての商品や市場はこの曲線に添って成長していくと言われています。以下、各時期の解説をウィキペディアより引用しました。
- 導入期:新しい製品を販売を開始した直後は認知度が高くないため、需要量は低い。先端顧客を対象としたスキミング戦略が採られることが多い。
- 成長期 : 一度認知され成長期に入ると需要量は急激に増加するため、市場に参入する業者が増加する。
- 成熟期 : 需要量は頭打ちとなるものの、市場参入業者はさらに増加するため競争が激化する。
- 衰退期 : 技術革新などのために衰退期に入ると需要量は減少し、市場から業者が撤退していく。
(※ウィキペディア「商品ライフサイクルマネジメント」より引用)
インフォ業界導入期
インフォ業界の始まりは「ヤフーオークション(現ヤフオク)」から始まっています。
あなたはヤフーオークションで情報コンテンツの売買が行われていることを知っていましたか?実はヤフオクには「その他カテゴリ」の中に「情報カテゴリ」という情報を扱うカテゴリが存在します。
上の図のような具合でヤフーオークションに情報コンテンツを販売する人が徐々に増え始めてきたのがインフォ業界の導入期だと言えます。もちろんアメリカではもっと早くコンテンツビジネスに注目が集まっていました。
シンガポールの18歳の高校生が「あなたが0になったらどんなステップで今と同じ資産を築きますか?」という疑問を億万長者100人に手紙インタビューを行い、その答えをまとめたPDFファイルで1億円を稼いだという話(実話)が出ていた時期です。
そして当時、コンテンツ販売に真っ先に目をつけ、書籍をリリースした人がいました。右画像を御覧ください。 この本の登場により、日本国内で「情報は売れる」と確信した人がポツポツと出始めたと言えます。自分なりに情報をまとめて売りだす人が少しずつ出始めてきた時期でもありました。 そして、次の世代に移っていきます。
インフォ業界成長期1-神田昌典氏の登場
インフォ業界には成長期が3つあると私は考えています。その内、最初に登場したのは神田昌典氏です。神田昌典氏は日本の中小企業約9000社が参加したと言われる「顧客獲得実践会」の創業者であり主催者でした。
この会では主に「ケーススタディー」「最新事例」「顧客の成功事例・失敗事例のシェア」「効果のあったチラシ」「DRMに基づいた商品ラインナップの事例」「価格戦略」が毎月シェアされ、月の会費は数万円だった記憶があります。
仮に月額3万円だったとしても9000社の会員がいれば月2億7000万円の売上です。しかも商品は情報ですから、9割が粗利。最強のビジネスモデルが誕生した時でした。
その後、神田昌典氏のビジネスモデルをモデリングする経営者やコンサルタントが続々登場し、市場が広がり続けます。そして市場は広がってもNo1は神田氏でしたから、ライバルが増えれば増えるほど業界トップの神田昌典氏に優良顧客が集まるという状況でした。これは典型的なNo1戦略だったと言えます。
神田昌典氏は今でも講演活動や執筆活動をされていますから、興味のある人は書籍を購入したり、セミナーに参加してみることをオススメします。
そして当時、顧客獲得実践会の中でも突き抜けた成功を収めていた人が平秀信氏という人物でした。この人物の登場がインフォ業界の成長にさらなる拍車をかけていきます。
インフォ業界成長期2-平秀信氏×Mr.Xの登場
平秀信×Mr.X。
インフォ業界で歴史上最大の売上を作ったのはこの二人と言って間違いありません。これは憶測ですが、この二人が日本のビジネス市場で稼いだ金額は50億円を上回ると言われています(実際はもっと多いかもしれません…)。当時最も売れた商品は平秀信氏がリリースした「MMS」そしてMr.Xがリリースした「アンダーグラウンドマーケティング」この2つです。
参考までにセールスページを掲載します。リンクも繋がっているので、クリックして内容を閲覧してみて下さい。
MMS(Millionaire Marketing System)
URL:http://www.hirahidenobu.com/vicious/reveal.php
アンダーグラウンドマーケティング
URL:https://www.hirahidenobu.com/ankoku/
この両名がタッグを組み、実際に稼いでいく様は当時を知っている人は皆口をそろえて“凄かった”と言います。彼らの凄いところはただ売るだけではなく、「売る」までのプロセスが芸術とも言える程ハイクオリティーだったところにあります。
また、そのプロセスを事細かに解説できる人物は珍しく、今でもあまりいません。彼らはその解説が出来る人達だったのです。
そういう意味では過去に遡ってセールスレターなどを読んでみることもいい勉強になると思います。彼らが執筆したレターと言われていて、時間が経った今でも参考にしている人は多いです。
インフォ業界成長期3-プロダクトローンチフォーミュラの登場
そして時代は次のステップへ移り、現代です。現代とは2011年~2017年位を指しています。
今はマーケティング手法がさらに進化し「プロダクトローンチ」という手法が流行するようになりました。これまでは「読者を集めて教育してセールスレターで売る」というシンプルな販売手法が主に採用されていました。しかし、プロダクトローンチフォーミュラの登場により、このプロセスが加速度的に進化することになります。
プロダクトローンチは以下のステップでストーリーが進んでいきます。
ステップ1:アフィリエイターを巻き込んだリスト収集
各販売者がプライベートASPを持ち、アフィリエイターを大勢巻き込んで無料オプトインキャンペーンを行うようになりました。これまで「リストは自分で集めるもの」という文化だったのですが、この手法の登場により「リストはアフィリエイターを巻き込んで集めるもの」という文化へ切り替わりました。
アフィリエイターを巻き込むことで1週間で1万件を越えるリストを集めることが出来るようになったのです。
ステップ2:複数の動画を活用した教育
ここ数年で動画が当たり前のように活用されるようになりました。
動画は人に信頼感を与え、納得してもらいやすい媒体として多くの販売者が導入するようになったのです。これまでの教育はメールのみでしたが、今はメールと動画の両方で教育が行われるようになり、より成約率の高いキャンペーンを展開することが可能になっています。
規模の大きいキャンペーンになると動画の作り込みもTV並で、数本で予算を数百万円かけるところも出てきています。
ステップ3:期間限定のセールス期間
最後はクロージングですが、販売をスタートした後はエンドがある商品が多くなりました。
期間限定にすることで緊急性を打ち出し、そして最終日に合わせ一気にクロージングを行うというやり方です。これによりさらに成約率が高まるようになったと言えます。
また最近ではエンドで切った後に復活させエバーグリーンで回すケースも増えてきています。毎月1000リスト集めて、20本から30本の高額商品を売る。このパターンは2017年頃から急激に増え始めていますね。プロダクトローンチで初速売上を確保。エバーグリーンで永続売上を確保という感じです。
まとめ
これからインフォ業界がどのように変化をしていくのかというと、それは残念ながら誰にも予測はできません。
しかし、過去の流れを見る限りは次のマーケティング手法が登場するのか、それともプロダクトローンチフォーミュラが数年間続くのか、どちらかが濃厚だと言えます。つまり今アフィリエイターとして出来る事は両方に対応出来るよう準備をしておくということです。
1つだけ言えることは「お客さんが求めるものは売れる」ということです。流行っているから、周りがそうだから、という理由に乗っかるのではなく、「お客さんが求めているから動く」というスタンスをキープすれば大きなズレは生まれないと思います。
今後もインフォ業界に動きがあれば、またこのページでシェアしていきたいと考えています。長文でしたが最後まで読んで頂けて嬉しく思います。次回の記事も是非楽しみにしていてください。