アフィリエイトJAPANは2013年8月13日のお盆中に、サーバーをさくらからエックスサーバーへと移転しました。現在、全く問題無く利用出来ているのですが、今日思わぬ副産物があったことを確認しました。
こんにちは、菅原将です。
今日は、アングラというか、あまり注目を浴びることの無いサーバーについてのお話です。
今日何気なくウェブマスターツールを覗いてみたら、ある事実が判明しました。それが、
「サーバー移転の8月13日を堺に、クロールエラーが激減している!」
ということです。
こちらをご確認ください。
これはウェブマスターツール内の、
クロール > クロールエラー
にアクセスすることで閲覧出来るデータです。
上記画像を見て分かる通り、8月10日がMAXエラー数値を記録していて、その後エラーが激減していることがわかると思います。こんなにわかりやすいデータ中々無いですよね(笑
ちなみに私は技術関係のスキルは0に等しく、このタイミングで何か小細工したということはありえません。単純にサーバー移転を行ったというだけです。
8月13日以前はウネウネした感じで例えるなら日本海。いつエラーが爆発してもおかしくなさそうな気配を感じますが、8月13日以降は例えるなら湖の如く沈静化していますね。これがXサーバーの実力なのか?そう見てもいいのでしょうか。むしろ、個人的にはそうであって欲しいです(そもそも私がサーバーの知識が疎いもので、さくらにとって最適な運用法をしていなかっただけかもしれませんが…)
とりあえずエラーは無い方が良いので、こういう結果になって凄く安心しています。
では、ついでなのでクロールエラーがどんな問題なのかを少しだけシェアしますね。
そもそもクロールエラーって何?
そもそもクロールエラーとは、
- サイト エラー: クローラーがサイトにまったくアクセスできないエラー(深刻)
- URL エラー: 特定のURLで何かしらの理由でアクセス出来ないエラー
の2つにわけられます。
サイトエラーは深刻なことが多いです。サイトそのものが表示されていないケースや、サーバーで何か問題が起きているなど、エラーが出ている段階で早急な対策が必要になります。
反対にURLエラーについては記事数が増え、サイトの規模が大きくなってくると何かしらエラーを発していることが普通のようです。
クロールエラーが出ている時に想定される問題
これは私の主観なので間違っている可能性もあるのですが…。
クロールエラーが出ているということは、クローラーが適切にサイトを読み込んでくれていないという状態ですよね。ということは、それはつまりインデックスにも影響を与えているということだと思います。
私が今回の記事で取り上げているさくらサーバーでは、実は頻繁に500エラー、503エラーが発生していました。500エラーとはプログラムエラーでたいていはCGIの設定ミスによって起きる問題。503エラーはアクセス過多によって制限がかかっている状態のことです。
それがあまりにも頻繁に起きていて、自分のサイトなのに、更新してもエラーが出てしまって中々閲覧出来ないという状況が続いていたわけです。
今になって冷静になって考えると、それって「クローラーも同じ状況だったんじゃないか?」ということです^^;
せっかくクロールしに来てくれたのに、クローラーもエラーでページが見れない。これって大問題です。
つまり、クローラーが来てくれても、インデックスがされない。つまり検索エンジンに表示されない…!という凄まじいことになるのでは???というのが私の仮説です。
でもそうだとすれば、大きなロスですよね。これはあくまで主観ですよ。でも、普通に考えてそうだと思うのですが…。
サーバー変えただけでクロールエラーが減ったのは事実。
私の場合は、結果的にサーバーを変更しただけでクロールエラーが減りました。
今日、久方ぶりにクロールエラーのページにアクセスしたら、今は常時2件のエラーが続いていたので、それも先ほど対処しました。しばらくしたら0件になると思います。
さくらサーバーにいた頃はプラグインを見なおしたり、画像を圧縮したり、CGIを見なおしたり、本当に色々なことを工夫して頑張っていました。しかし、エックスサーバーに引っ越してからは何もしなくてもサクサク動いてくれるので、移転から一ヶ月半たった今でも毎回すごいなーすごいなーって思いながらWordpressを触っています(笑
でもそれくらいの違いがサーバーにはあったということですね。
まとめ
これを機に一度、ウェブマスターツールのクロールエラーをチェックしてみることをオススメします。
予想外にエラーが出ている場合は、そこからサイトの改善点を見いだせるケースもあると思います。エラーが出ていればそのURLをクリックすることで原因もわかりますからね。是非色々試して頂きたいと思います。ご参考まで。
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