少し前の話題ですが、サイト運営者にとっては絶対に知っておきたいニュースだと思ったので取り上げます。この記事を書くきっかけとなった記事がこちら「著作権フリーの写真だと思って使用したら20万円の損害賠償になった実例」。サイトを運営していればフリー素材を頻繁に活用するのは当たり前のことだと思います。でもその当たり前が実はダメだったとしたら…。とにかく色々と考えるべきことがありそうです。
そこで今回はフリー素材を使って損害賠償になった事例の紹介と、今後の対策について当サイトでもご紹介したいと思います。
スポンサー:1日2時間で月1000万円稼ぐアフィリノウハウ
がむしゃらに記事とメルマガを書いて月10万円しか稼げなかった男が、「あること」を導入したことで月1000万円を稼ぐようになった…そのあることを今から公開します。アフィリエイトはコツを掴むと報酬が爆発するケースが多いのでこれはチェックをオススメします。また、今回の企画ではノウハウだけではなくPDF約100冊や、動画約25個も無料とのことですので、これからアフィリエイトに取り組む方にもオススメできる内容ですね。
■無料:1日2時間で月1000万円稼ぐアフィリノウハウ
フリー素材を使って損害賠償。その金額20万円!
今回の記事を見て、あ、ヤバいな…と思いました。
その理由は2点あります。1点目が「フリーサイトから手に入れた素材でも他人の著作物ならダメ」ということ。そしてもう1点は「素材が著作物かどうかを調べる方法が無い」という点です。
フリーサイトから手に入れた素材でも他人の著作物ならダメ
フリーサイトは、フリーだからフリーサイトなんです。みんなそれだけで信用しますよね?私は完全に信用して使ってました。
しかしそれがもしフリーじゃない素材がサイト内に紛れ込んでいたら、、、偶然にもフリーじゃない素材を選んで使ってしまっていたとしたら、、、損害賠償になる可能性があるという話です。心底驚いてます。以下、判決の一部を引用します。
仮に,E(被告従業員)が本件写真をフリーサイトから入手したものだとしても,識別情報や権利関係の不明な著作物の利用を控えるべきことは,著作権等を侵害する可能性がある以上当然(引用元:著作権フリーの写真だと思って使用したら20万円の損害賠償になった実例)
ここに全ての結論が集約されています。識別情報や権利関係の不明な著作物は利用を控えるべき。恐ろしい一文です。しかし、これを言うなら識別情報を明示しているフリーサイトはかなり少ないですし、自社素材だけを提供しているフリーサイトもかなり少ない。
これはつまり「フリーサイト」は使うな!という言い方にも聞こえます。というか、そうなりますよね。。。確実に。
そしてもう一つ大きな問題がこちらです。
素材が著作物かどうかを調べる方法が無い
また、この問題でもう一つ考えるべきことが「素材に著作権があるかどうかを調べる方法が無い」ってことなんです。もしあるなら教えてほしいです。著作権があるかどうか、特に写真の場合はどうやって調べたらいいのか…本当に不明です。
この疑問についてインターネットで調べたところ、こんなQ&Aがありました。こちらも引用です。
【質問】イラストの著作権について著作権有無を調べることや製作者を調べることはできますか?手元にあるイラストの著作権がわかりません。どのように調べたらよいでしょうか
【回答】著作権は、イラストが描かれた時点で自然発生的に生じるもので、例えば、ある幼稚園で一人の園児がスケッチブックに絵を描いたときにも、その絵について著作権が発生しています。そのような場合、著作権者を調べるには、幼稚園の先生にどの子が描いたのですかと聞かないと分からない、というようなものです。イラストが掲載された刊行物の発行者、入手先など、人づてで地道に調べるしかないことも多いです。
(※引用元:著作権有無を調べることや製作者を調べることは)
というわけで、著作物かどうかを調べる方法は無い(現実的には)ということがわかりました(汗
結論:著作物の有無を明記していないフリーサイトは使えない
そうすると、著作物かどうかを明記していないフリーサイトの素材は使えないという結論に至ります。
判決として、著作物の有無がわからないなら利用を控えるべきとされていて、そこにプラスで著作権かどうかを調べようがないとなれば必然的にこの結論になります。
ただ、例外はあると思うのです。
例えばですが「足成」さんはサイトに「素材は全国のアマチュアカメラマンが撮影している。商用も可」などと明確に記載しているので、こういったフリーサイトは使えると思うのです。出所がはっきりしていますし、カメラマン紹介のページも用意されているので後から特定が出来ます。それに著作権者が何か言ってくる可能性も無いです。
また「PhotoPin」のようなサイトも利用出来ますよね。なぜなら画像を利用する場合は引用元を明記するルールだからです。引用元が著作権者ですので、損害賠償のような話にはなりえないはずです。
そういうわけで使えるフリーサイトはまだまだあります。ただし、それでも100%安全とは言えないのではないでしょうか?と私は疑問に思ってます。なぜならそのフリーサイトの素材が自主投稿可能だとすれば、その投稿主がどこかから著作物をコピーして持ってくる可能性は残されてるからです。
疑ったらキリがありませんが、でもこのような判決になっている時点で、そういうことも考えろってことですよね?汗
そういうことですので、もう一つ結論を。
結論その2:有料の素材を使おう!
こうして記事を書いていて思うのは、100%完璧にリスクを避けるならば有料の素材を使うしかないということです。それか、自分で素材を用意する(作れないし、時間が無いから素材サイトを使うんですよね 笑)。この二択です。
そして多くの人は有料の素材を使うはずです。それしか選択肢が無いからです。今後は有料の素材を使う事にしましょう!
おススメの有料素材屋さん
ではおススメの有料素材サイトですが、私が普段から活用している2つのサイトをご紹介します。
1つは「Fotolia」です。素材の数が膨大なのは言うまでもありません。とにかく大量にあります。素材の購入方法は「都度クレジットを購入する方法」と「定期契約を結ぶ方法」の2つです。最初は都度購入でも良いと思います。サイトのアイキャッチに使うレベルであれば、都度購入の方がお得です。
しかし、1日に複数記事投稿する大規模サイトの場合や、デザインの仕事をやっている人は定期契約がおススメです。都度購入の場合はサイズや、素材によって必要なクレジットがバラバラです。なので利用の仕方によっては都度購入の方が高くついてしまう可能性出てきます。
最初は都度クレジット、慣れてきたリ規模が大きくなったら定期契約という流れがおススメですね。
ではもう一つのサイトですが、それは「shutterstock」です。Fotoliaと同じ有料素材サイトです。素材の数も多いです。ただこれは主観ですが、shutterstockの方が素材のクオリティーが高いように思います。調べてみると、ここの会社は本社がニューヨークで写真の審査が業界一厳しいで有名らしいのです。なのでいざマンスリー契約を結ぶなら、shutterstockの方が良いかもしれません。これはプランなども含めて見比べてみてください。
まとめ:早い段階から有料素材を使おう!
そうするしか方法ないですからね(笑
最近になって当サイトも有料の素材サイトを契約しましたので、過去記事を含めて順次有料の素材へと切り替えを行っていきます。サイトの運営も最初は10記事、20記事程度なので仮に損害賠償となっても大きな金額にはならない(はず?)と思いますが、それが100記事、1000記事と増えてきたら考えるだけでも恐ろしいです。
それに無料の素材はやはり有料の素材には勝てません。種類も、品質も。
なので、サイトの信頼度アップや、PV数アップ、リピーター増加、バズりを狙っていくならば有料素材サイトとの契約は避けては通れない道だと思います。
では最後にもう一度結論を書きます。素材は有料サイトから入手しましょう。
この記事はこちらの記事を参考に書きました!感謝!:著作権フリーの写真だと思って使用したら20万円の損害賠償になった実例
とても参考になりました。自分はフリーの、明記のあるサイトからの画像だけで作っていますが、
今後は有料のものも考慮に入れたいと思いました。損害賠償は、怖いですからね(~_~;)
これはブロガー全員が考えるべき話題ですよね(汗
私は早い段階で有料オンリーで運営することに決めました^^;