『メルマガアフィリエイトは稼げない…』と言われ始めて早くも数年が経ちます。しかし、なぜ?インフォ業界トップランカーの収益の大部分はメルマガなのです。
このように同じメルマガを扱っていても成果が出る人と出ない人の二極化が進んでいるわけですが、一体この違いはどこからくるのでしょうか?
この記事でメルマガで売上を上げるための方法、そしてメルマガの効果が高いということを証明してくれている記事を合計で5つご紹介します。
(photo credit: Tony Fischer Photography via photopin cc)
メルマガは本当に効果があるのか?客観的なデータから検証
結論は一言「効果がある」です。これはアフィリエイトJAPANでもメルマガを運用しているため、その効果は実証済みです。
では客観的にはどうなのか?
まずはメルマガの成果をデータとしてまとめている記事3つからご紹介していきましょう。
メールマガジンは意外と効果があると判明:約7割が「掲載のURLをクリック」、約4割が「商品・サービスを購入」と回答(IRORIOさんより)
参考URL:http://irorio.jp/canal/20130722/70092/
ここで公開されている10代以上の男女1万401名を対象に行った調査によると、全体の89.3%がパソコン版メルマガを購読していることがわかりました。特に高年代層が受信しているとのことです。またスマートフォンでの受信者は全体の49.3%。スマホについては若年層の受信者が多く、女性は20代が最多だったとしています。
そのメルマガの効果は
- メールマガジンに書かれたURLをクリックしてWEBサイトを見たことがある人は67.9%
- メールマガジンを読んだことがきっかけで、商品、サービスを購入・利用したことがある人は42.1%
ということで、メールマガジンによるマーケティングは大きな効果を残していることがわかりました。
また、これは主観ですが、コメントの一つに「記事について責任をもって書いてあるから」という言葉があったのが興味深く感じました。インバウンドの時代を匂わせるコメントとして覚えておきたいですね。
メール配信ASP「配配メール」「メールマガジン配信の実態と効果に関する調査」を実施(配配メールさんより)
参考URL:http://www.haihaimail.jp/information/news/101216.php
この記事では、一般企業でメールマガジン業務を担当する会社員男女200名に対して行われた調査の結果が記載されています。この調査の中でもポイントとなっているのは、
- 週1回以上メルマガを配信しているのは46%
- 最も配信が多いのは「月曜日 午前10時~11時」
- メルマガの効果1位は「売上が上がった」(33.5%)
この3つです。
重要なのは「メルマガを配信した効果1位は売上が上がった」という企業が33.5%もあるという部分。これはマーケティングの観点からすれば驚くべき数字です。また「売上が上がった」を除くと
- 2位:「リピートが増えた」
- 3位:「販売数が伸びた」
- 4位:「ウェブサイトへの流入数が増えた」
- 5位:「新規の顧客獲得に繋がった」
と続いていき、メルマガマーケティングの効果が非常に高いことが記されています。こちらはメールマガジン発行者に対する調査結果ですから、アフィリエイトJAPANユーザーにとっても大きな影響を与えると感じました。
SNSを上回る、電子メールによるマーケティング効果(WIREDさんより)
参考URL:http://wired.jp/2013/07/05/email-crushing-twitter-facebook/
今はソーシャルの時代だ!と言われるようになっていますが、ソーシャルとメルマガを比べると現在はメルマガの方が圧倒的にマーケティング効果が高いとされています。その効果の差をグラフ化、記事にしてくれたのがWIREDさんのこの記事です。この記事によると、
- マーケティング情報企業のカストラ社によれば、この4年でEメールを顧客の購買行動につなげたオンライン小売業者の数は4倍に増え、メールを受けとった顧客のうち約7%が購買をしているという。
- 一方、Facebookを通じた買い物の認知度はわずかに上昇しているものの、それが購買行動につながった割合はいまだに少ない。また、Twitterを通じた買い物はまったく知られてもいない。
- 最も顧客の購買につながっていたのはオーガニック検索で、次がCPC方式の広告であったという(補足CPC広告とは、Cost per Clickのこと。PPCと同義です)
と、このように調査結果が出ています。
1位はオーガニック検索(検索エンジン経由のこと)、2位はPPC広告、3位がメルマガです。
これを見る限り、ブログとメルマガを組み合わせたマーケティング手法は非常に理に適っているということがわかりますね。
メルマガで稼ぐためにはどうすればいいのか?
ここまでのデータを見る限り「メルマガを導入しないことは損」ということがわかってきます。
では問題はここからです。このメルマガをどのように活用すれば、売上を作っていけるのでしょうか?それではここからは、その詳細な方法論を「バズ部」さんと「リッチマーケティング」さんの両サイトから記事を2つ引用しながらご紹介していきましょう。
(photo credit: opensourceway via photopin cc)
鉄板のメルマガテンプレート〜10%以上の反応率を出すための7要素〜(バズ部さんより)
バズ部さんのメルマガは最高で15.31%、最低で7.54%、平均11.25%というメルマガ運用実績とのことで、ビジネスを成長させるためには十分な数値と記載がありました。
しかし、この記事は2012年9月14日での話。当時から1年が経っていることと、バズ部さんの認知度が日に日に高まっていることを考えれば、この数値はもっと増えていると考えた方が良さそうです。
さて、肝心のメルマガ発行法についてですが、バズ部さんは7つの項目を必須としています。それが、
- ヘッダー
- ティーザーコピー
- 見出し
- 簡潔な文章
- キャッチ画像や装飾
- コールトゥアクション
- 発行者情報と解除ボタン
この7つです。
どれも重要なことですが、この記事の中でも私が重要だと思ったことは以下の2点です。
- メルマガでも常に役立つコンテンツを提供すること
- 読者に役立つコンテンツを提供して、ラポールを築いたら、積極的にセールスページへ誘導すること。読者が、あなたの商品やサービスを必要としているのであれば、読者は、あなたからのオファーに感謝してくれる。
「読者に役立つコンテンツを提供して、ラポールを築いたら」
この言葉が凄く印象的で、今のインフォ業界のメルマガの扱い方に釘を指している印象を受けました。インフォ業界のメルマガはセールスばかりのメルマガがほとんどです。そのために反応率は部数に対して1%以下。0.○%や0.0○%という媒体もあります。
アフィリエイトJAPANでは「メルマガに必ずコンテンツを入れる」という方針を見習い、そのようにしています。そのおかげで確かに反応率は高いです。常時10%程の反応率をキープすることが出来ています。
バズ部さんの記事は非常に参考になるので、最低でも3回は読み、理解を深めておくことをオススメします。
クリック率20%以上を叩き出す鉄板のメルマガライティングテクニック(リッチマーケティングさんより)
こちらはリッチマーケティングさんの記事です。こちらの記事によると最高で46.2%という驚異的な反響を生み出すことに成功し、最低でも11.9%のクリック率を生み出したメルマガの書き方が記載されています。
さて、そのメルマガの発行法はというと、以下の6つの項目を必須としています。
- オープナー
- オープニング
- コンテンツ
- スイッチ
- クロージング
- 追伸
この6つが推奨されています。記事内にはさらに詳細が記載されています。勉強になりますから、是非読んでみて下さい。
また、バズ部さんと同様で、やはりこちらでもコンテンツの重要度が説かれています。メルマガとコンテンツのペアは今後も一生くっついてまわるものだと思った方が良さそうです。
まとめ
メルマガは最高のマーケティングツールの一つであること、そしてメルマガには成果が出るテンプレートが既に存在していることをおさえておきましょう。
また、今はインバウンドの時代です。メルマガは常にコンテンツとセットで配信することが大切です。
アウトバウンド的にセールスを繰り返しているメルマガはいずれ衰退していきます。間違ってもそういったメルマガをモデリングしないよう、ご注意を。
コメントを残す