あなたのメールマガジン届いてますか?メールマガジンはインターネットビジネスの中でも最も売上を上げやすく、反応を得られる媒体です。そして同時に「届かない」で悩むケースが多い媒体でもあります。
2015年9月の今の時点ではメールマガジンが届かなくなるのは大きくわけると2つの理由があり、一つは「配信主側の問題」です。もう一つは「配信ASP側の問題」になります。その両方が改善されても到達率が100%になるわけではないのが難しいところです…。ただ、高めることはできます。
とにかく色々な要素が絡み合って、メールマガジンは届かなくなっていきますので、今日はまずは届かなくなるその原因を理解すること、そしてどうすれば届くようになるのかその改善策をお届けしていきたいと思います。
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■メールマガジンが届かなくなる7の理由
まずは配信したメールマガジンがなぜ届かなくなるのか、その具体的な理由をお伝えしていこうと思います。前述のとおり、メールが届かなくなるのは「配信主側の問題」と「配信ASP側の問題」の2つに理由があります。
それでは順番にご説明していきましょう。
・メールが届かなくなる「配信主側」の問題
メールマガジンが届くなくなる理由はしばしば配信ASP側にあると言われてきました。確かにこれからお話しする通り配信ASP側に問題があるケースも多々あると思います。しかし、実際はASP側だけではなく、配信主側に問題があるケースもたくさんあるのです。
実はメールマガジンが届く、届かないというのはシステム側だけではなく、文面やアドレスが原因になるケースが多いわけです。
では具体的にどういう行いをするとメールマガジンが届かなくなるか、以下に記載していこうと思います。
1.特定文字の大量表記
例えば「無料」「出会い」「アダルト系キーワード」「稼げる」「儲ける」などのキーワードが文面に多く含まれていると迷惑メール判定を受けやすくなると言われています。件名や本文にそれに類するキーワードを入れれば入れるほど迷惑判定を受けたり、フィルターブロックで相手に届かないという事態が起こります。
スパムメールと勘違いされやすい状態での配信は気を付けた方が良いです。
また、「!」の大量利用もあまりよくないと言われています。「!」の利用は気を付けましょう。アダルトや出会い系、暴力的な語句ははじかれるのは当然ですが、最近は「株」や「ビジネス」という語句もスパムと認識されるケースが出てきているようです。
2.URLの大量表記
次に注意したいのがURLです。URLがたくさん掲載されているメールマガジンもしばしば迷惑判定・フィルターブロックを受けると言われています。
特にアフィリエイトURLの中にはスパム指定を受けているものも稀にありますので、そういうURLを気づかぬうちに利用してスパム判定を受けるというケースもあると思います。これは防ぎようがないことですが、そういう事例もあると考えてください。
長すぎるURLもNGだという説もあるので、URLを使う場合は短縮ツールなどで短縮してから掲載することをオススメします。
3.配信頻度が多いメルマガ
配信頻度が多いメルマガも要注意だと言われています。メルマガの配信頻度は1日1通か2通がスタンダードではないでしょうか?それを超えてくると迷惑判定を受けやすくなると思います。
なぜ配信頻度が多くなると迷惑判定を受けやすくなるのかと言いますと、それはYahoo!MailやGmailなどのメールサービスに負荷をかける回数が増えるからだと私は推測しています(それを証明するデータはありませんが…)。例えば10万部のメルマガを持っている発行者が1日5回配信すれば実質50万個のメールアドレスにメールを送るわけです。
その分、メールサービス側の負荷は増え、発行者のIPやメールアドレスが要注意アドレスとしてフィルターに登録されてしまうのではないかと。超主観で恐縮ですが、おそらく合っていると思います。
4.その他メールサービス側で蓄積されているスパムフィルターにひっかかるケース
Yahoo!MailやGmailなどはスパムに関するあらゆるデータを蓄積してきています。そのデータを前提にフィルターが用意されているのです。メールサービス側は「利用者に快適にメールを利用して頂くこと」を前提にサービス提供していますので、私たちの想像も及ばない、あらゆる対策を打っているわけです。
前述の「特定文字の大量表記」「URLの大量表記」などもこのスパムフィルターの一つにすぎず、この他にも大量のフィルターがあると言われています。
ここまでが「配信主が原因でメールが届かなくなるケース」です。今お話ししてきた内容に気を付けてメール配信していくことが健全なメールマガジン運営の第一歩になるはずです。では次の問題についてお伝えしていきましょう。
・メールが届かなくなる「メール配信ASP側」の問題
では次にメール配信ASP側が問題となってメールが届かなくなるケースについてお伝えしていきます。こちらの情報はこれまでも色々な媒体で取り上げられているので知っていることも多いと思います。そういう場合は再確認の意味でご覧になってください。
1.共有サーバーを使っている
メールマガジンをビジネスで利用する場合、共有サーバーではダメです。一番やってはいけない選択です。
ちなみに共有サーバーについてですが、これは一つのサーバーに複数のメールマガジン配信主を入れ込み、一つのサーバーで複数のメールマガジンを配信するやり方のことです。
なぜ共有サーバーがだめなのかというと、理由は簡単です。あくまで「共有」ですから、色々な人がそのサーバーを利用するからなんです。色々な人ということは知識がある人がいれば、知識が無い人もいて、真面目に配信する人がいれば、めちゃくちゃな配信をする人だっているわけです。
通常、サーバーには1つのIPアドレスしかありませんから(配信ASPのサービス内容による)、もし何らかの理由でそのIPアドレスがYahoo!MailやGmailの迷惑判定フィルターに入れ込まれてしまったら、メールが届かなくなってしまいます。自分がどんなに真面目に運営していても、他の人が何かやってしまうと道連れになってしまうのです。
なので共有サーバーメインの配信システムはあまりオススメできません。契約する際はコースを確認して占有サーバーがあるかどうか、IP分散が出来るかどうかを確認することをオススメします。
2.不達・不明アドレスの配信停止機能が無い、または緩い
Yahoo!MailやGmailなどのメールサービスが一番嫌うのは、存在しないアドレスに対して何度もメールを送る行為なのです。メールサービス側は存在しないアドレスにメールが来ると、「このメールは存在しません」というシグナルを配信主に届けないといけません。それはつまりメールサービス側にとっては負荷になるわけです。
でも読者がアドレスを変更することは良くありますから、一回くらいでは問題視されることはありません。
重要なのは2回目、3回目以降です。アドレスが存在しないのに、何度やっても配信されてしまうメール配信ASPは実在します。
以前私がメール配信ASPの引っ越しをしたとき、新ASP側で初めてメールを送信したところ200件ものアドレスが存在しなくなっていることが発覚しました。前のASPでは毎回200件の存在しないアドレスにメールを送っていたことになり、迷惑判定を受けていただろうと思います。
そうならないよう、配信停止機能がしっかりしているASPを選ぶことをオススメします。
3.メールマガジンの配信スピードが選べない
メールサービス側で「一度に大量のメールを配信する」を禁止事項としていることを知っていましたか?実は大量配信は禁止されているのです…。しかし具体的にどれくらいの通数と配信スピードがOKなのかは非公開です。なのでここは発行主の塩梅で決めていくことになります。
最近はこの機能を搭載するメール配信ASPも増えてきていますので、契約の際は配信スピードを選べるオプションがあるサービスを契約した方が良いですね。
■メール到達率を上げるために発行者が取れる対策
では、これらの注意点を理解した上で発行主が取れる対策にはどんなものがあるか、説明していきましょう。
1.オプトインを徹底する
メールマガジン登録時は「オプトイン」を徹底するようにしましょう。登録時は最低名前とアドレスを読者自身で入力し、読者登録する意思があるとわかるようにフォームを設置します。こうすることで読みたい読者だけを集めることが出来ます。
「複数マガジンに同時登録」や「最初からメールマガジンを購読するにチェックされている」は読む意思の薄い読者を集めることになるので良くないとされています。読む意思がない読者をリストに加えてしまうと、いざメールが届いた時に「迷惑フォルダに振り分ける」をクリックされてしまい、メールサービスからの評価を落としてしまうリスクがあります。
メールマガジンとオプトインはセットと考えることをオススメします。
また、間違っても読者増サービスや、懸賞アドレスなどは使わないようにしましょう。昔は部数を増やす目的で使われていたこのサービスも、まぐまぐなどが勝手に存在しないリストを削除するようになった今はあまり効率の良い方法とは言えなくなっています。オプトインに限定することをオススメします。
2.オプトアウトを徹底する
また、オプトインと同時にオプトアウトも徹底した方が良いです。オプトアウトとは「読者の意思で解除する」です。
我々が出来るのは「ワンクリック解除」など、解除しやすい環境を提供することです。昔は解除URLを掲載しなかったり、コンテンツの下にたくさんの改行を入れて空白を作り、ものすごく下に解除URLを掲載するようなスパムな人もいましたが辞めた方が良いです。
文末に丁寧に「購読解除したい方はこちらをクリックしてください」と記載するだけでOKです。
この解除URLを掲載しないと、先ほどもお話ししたように読者が「迷惑フォルダに振り分ける」をクリックすることになります。それはよろしくないので、きちんと解除URLは掲載して、健全な運営を心がけましょう。
3.この記事で書いた項目に注意して配信する
ここまで色々な注意事項を書いてきましたが、すべてを読み、理解して過ちを犯さないようにメール配信をすることをオススメします。
メールサービス側の基準が明確ではないので、どうしても配信主の塩梅にゆだねられるところがありますが、でも意識するにこしたことはありません。丁寧に運営していきましょう。
4.読者の反響を得やすいコンテンツを届ける
そして最後は「良質なコンテンツを届けよう」ということです。仮に配信したメールが迷惑フォルダ入りしたとしても、内容が良ければ徐々に読者さんが「このメールは迷惑メールではない」をクリックしてくれるようになります。
それがコツコツ積み重なっていけば、メールサービス側からの評価があがり、少しずつメールが届くようになっていきます。
おそらくですが「良質なコンテンツを届ける」これがメールマガジンの到達率を上げる一番いい方法だと私は思います。
■まとめ
かなり長くなってしまいましたが、メールマガジンの到達率を上げるには色々なことを考える必要がありますね。
良いサーバー環境とASP、そして発行者の配信ポリシー、意識の持ち方、すべてを考え続ければ到達率が極端に下がることは無いと思います。メールマガジンは反応を得やすい媒体であるだけに、到達率を上げる努力は常に必要ということですね。
また、最新の情報が入り次第、この記事に追記してコンテンツをお届けしようと思います。
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