HTTP、IP、FTP、SMTPの意味って知ってる?なぜ全部に「P」があるのか?Webで生きる人のために調べてみた

アフィリエイトなどWeb関係の仕事をしていると「HTTP」「IP」「FTP」「SMTP」「POP」など、アルファベットが並んだ省略語をよく使います。

これら単語たちの意味を知っていますか?

普段使っている「スマホ」や「パソコン」「テレビ」などがどのようなメカニズムで動いているのか、ほとんどの人は知らないと思います。でも操作する(使う)ことは簡単にできますよね。

これは、誰でも使えるような「UI」というものが作られているからです。

UI(User Interface/ユーザーインタフェース)

人間の指示をデバイスに伝えたり、デバイスの情報を人間に伝えるための仕組みや装置。テレビで言えばリモコン、パソコンならキーボードやマウス、スマホならタッチパネルなどがUIです。

これと同じように、Webの世界でも、「http」などを自然に使うことができるようなUIが作られているので、その意味まで知らずとも使うことが出来てしまいます。

ただWebで生きる方、生きたいと思っている方、そしてアフィリエイターなら、知っていて損は無い単語達なのでできれば学んでおきたいものです

SHO
始めたばかりの方にアフィリエイトを教える時にこういった単語の意味をサラリと教えることが出来ると、やっぱりかっこいいし、さすがだな!と思いますよね^^
小さなことを調べて、自分の知識として落とし込む。この積み重ねがアフィリエイトで成果を出すコツだったりするので、「難しい」「とっつきにくい」とは思わず、頭の片隅に入れて頂きたいなと思います。

ではこの記事で詳しく解説していきましょう。

スポンサー:1日2時間で月1000万円稼ぐアフィリノウハウ

がむしゃらに記事とメルマガを書いて月10万円しか稼げなかった男が、「あること」を導入したことで月1000万円を稼ぐようになった…そのあることを今から公開します。アフィリエイトはコツを掴むと報酬が爆発するケースが多いのでこれはチェックをオススメします。

また、今回の企画ではノウハウだけではなくPDF約100冊や、動画約25個も無料とのことですので、これからアフィリエイトに取り組む方にもオススメできる内容ですね。
■無料:1日2時間で月1000万円稼ぐアフィリノウハウ

まずは「P」について解説します

今回解説する単語には全て「P」があります。

  • HTTP
  • IP
  • FTP
  • SMTP

ご覧のようにインターネットの用語の最後には「P」がよくついています。この「P」は「Protocol(プロトコル)」の頭文字です。インターネット用語として訳すなら「通信規約」になります。

もともとは異なる国と国との間でルールを定める条約などの「議定書」という意味でした。

デバイス(パソコンやテレビ)でインターネットを通して動画やサイトを表示するときは…

インターネットで情報を得る時の手順

  1. 検索する
    デバイス(PCやスマホなど)からこんな情報見たい!とリクエストする
  2. サーバーから情報を得る
    情報はインターネットのどこかに存在する「サーバー」というところにあり、その情報を探して見つける
  3. 情報を転送する
    サーバーからデバイスへ情報を転送する
  4. 表示される
    デバイスに表示される

このような流れになっています。

このようにさまざまな異なる機械と機械による情報の相互交換がインターネットの世界です。

なのでインターネットの世界でも、統一ルールを作らないといけません。

そこで登場するのが「Protocol(プロトコル)」です。

インターネット用語で「〜〜〜P」とあったら、「〜〜〜のルール」ということです。

このあと詳しく解説しますが、ざっくり説明するとこのようになります。

「P」はプロトコル:ルールのことを指している

  • http →Hypertext Transfer Protocol:ハイパーテキスト転送のルール
  • IP →Internet Protocol:インターネットのルール
  • FTP →File Transfer Protocol:ファイル転送のルール
  • SMTP →Simple Mail Transfer Protocol:簡易版メール転送のルール

このようにPはルールのことを指していると覚えておきましょう!

ではそれぞれ解説していきます。

Webページの超基本「HTTP」とは?

サイトのアドレス(URL)には絶対に入っている、基本中の基本「http」について解説します。「http」の読み方はそのままアルファベット読みで「エイチ ティー ティー ピー」といいます。

全てのサイトがHTTPから始まる!

Webの世界に無数にあるサイトやページには、それぞれ固有のURLが割り当てられています。

ブラウザでサイトを表示させるときに、どこのサイトのどのページを表示するのか、それを指定するのがURLです。URLは全て固有のものなので迷うことなく目的のサイトを表示させることができます。

そのためURLはWeb世界の「住所」と言われます。(※URLは「アドレス」や「サイトアドレス」と呼ぶこともありますが同じ意味です)

HTTPSと、HTTPの違い

近年、ほとんどのサイトが「https」という表示になっています。「http」に「s」がくっついているだけですが、これには大きな意味があります。

この「s」は「Secure(安全な)」の頭文字。「https」は「安全なhttp」という意味になります。なのでこの後説明する「http」がより安全になったものなんだと思ってください。

「https」については過去に記事を書いているので詳しいことはこちらからチェックしてみてください。

アフィリエイトJAPANを常時SSL化しました!「SSL」の意味と導入する5つのメリットをご紹介

2017/05/30

SHO
これからサイトを構築する方には最初からHTTPSで作成することをオススメしたいですね。HTTPで作ってしまうとブラウザによっては警告表示が出るようになってきています。

では話を進めていきます。

「http」は省略語で、正式名称はこのようになります。

Hypertext Transfer Protocol(ハイパーテキスト トランスファー プロトコル)

  • Hyper:超越した
  • text:テキスト、文章
  • Transfer:移動させる、転送する
  • Protocol:外交儀礼、通信規約

日本語に直訳すると「超越したテキストを転送するときの通信規約」のような感じになります。

それぞれ分解して解説していきます。

Hypertext(超越した文章)

そもそもWebサイトは「ハイパーテキスト」と呼ばれるテキストで作成されています。

直訳すると「超越した文章」ですが、「ハイパーテキスト」という一つの言葉として用語集などには記載されていて「複数の文書を相互に関連付け、結び付ける仕組み」という意味があります。

普通のテキスト(文章)というのは、本に書かれている字のように読むことしかできません。ただ書いてあるだけです。

Web上ではテキストに「リンク」などでいろいろな情報を結びつけて関連付けることができます。なのでテキストを超えたテキストということで「ハイパーテキスト」と呼ばれます。

ちなみに、ハイパーテキストなので「テキスト以外にも画像もあるじゃないか!」と思うかもしれませんが、画像も裏側ではテキストで書かれて表示されているのでWebサイトは全てテキストで作られていると言うことができます。

Transfer(転送する)

Webサイトの情報を見るということは、サーバーからブラウザに情報を転送することで見ることができます。

Transfer(転送する)はこのことを表しています。

「P」に関しては前章で説明したとおりになります。

まとめると、

  • URLと認識させるためには「http://」と書く
  • 「http」だからハイパーテキスト転送のルールで作業するということが機械に伝わる
  • ハイパーテキスト転送のルールに従いURLでリクエストされた情報をサーバーから探して持ってくる
  • Webサイトを見られる

このような流れになります。

以下はそのイメージ図です。

これがインターネットの世界を超シンプルに表したものです。これならわかりやすいと思います。

こうやって改めてみると、インターネットの世界は本当に凄いなと思いますね。この技術が世に出てくるまでは物理距離が遠ければ遠いほどに情報交換が難しかったわけです。それが今ではある程度の情報を一瞬で取得できるわけですから。

知れば知るほどその凄さがわかってくるのも面白いところです。

IPって何?どんなものを指す?

IP」の読み方はそのまま「アイピー」です。

Internet Protocol(インターネット プロトコル)の頭文字になります。インターネットの根本的なルールになるため、難しい話が多数出てきます。なのでより突っ込んで知りたい方はWikipedia「Internet Protocol」を見てもらうと良いと思います。

一般には「IPアドレス」という言葉としてよく聞くと思います。

IPアドレスは、インターネットに接続している機械(デバイス)に割り当てられる番号です。

例えば「157.112.158.196」という数字。
このように3桁までの数字が4つあり「.」で区切られている形のものを見たことがあると思います。これがIPアドレスとして使われています。

IPアドレスにはグローバルとプライベートがある

IPアドレスには「グーローバルIPアドレス」と「プライベートIPアドレス」があります。

グローバルIPアドレスは、直接インターネットにつながっている機械のIPアドレスです。

プライベートIPアドレスは、グローバルIPアドレスを持っている機械の下にあるネットワーク内で使うためのIPアドレスです。

グローバルIPアドレスは他のグローバルIPアドレスと重複することはありません。

プライベートIPアドレスは、同一のグローバルIPアドレス内では重複するとエラーになりますが、グローバルIPアドレスが違う場合重複しても問題ありません。以下が図解です。

インターネットに接続している機械を例に上の画像で解説しています。一段下がっているのがプライベートIPアドレスで接続していて、その上の機械がグローバルIPアドレスを持っています

インターネットに接続するにはIPアドレスが必要なので、インターネットでなにか悪いことをした時に、IPアドレスをたどって犯人を追跡できます。なのでどの機械で悪いことをしたのかわかる仕組みになっています。

SHO
サイバー警察がネット犯罪を取り締まる時に頻繁に登場するのもこの部分ですね!IPアドレスで個人が特定されるようになっているのもインターネットの興味深いところです。

FTPとは?サーバーに情報を上げるときに必ず使うもの

読み方はそのままアルファベットを読んで「エフティーピー」です。

File Transfer Protocol (ファイル トランスファー プロトコル)の頭文字になります。

これはわかりやすいですね!ファイルを転送するときのルールのことです。

もっとも身近なのは、パソコンからサーバーへのファイル転送です。このときに使うソフトが「FTPソフト」と言います。

もともとFTPでファイルを転送するにはいろいろなめんどくさいこともしなければいけないのですが、FTPソフトが代わりに全部やってくれるので、簡単にファイル転送ができます。FTPソフトではファイル転送だけでなくサーバー内のファイルの移動や名前変更などが可能です。

普段アフィリエイト活動をしていて、触れる機会が多いのもこのFTPだと思います。

メールの送受信で活躍!SMTPとPOPとは?

メールを送信・受信するときにもインターネットを経由しますので、通信規約(プロトコル)が必要です。

Webサイトを見るときにはオープンな「http」プロトコルでしたが、メールは個人的なものなのでインターネットへの接続方法が異なりますので違うプロトコルを使います。

  1. メールを送信するときのプロトコルが「SMTP」
  2. メールを受信するときのプロトコルが「POP」

と言います。

これらのプロトコルもサーバーに組み込まれたシステムですべて処理してくれるので、認証のためのアカウント情報さえ入力すればされでも使うことができます。

SMTPについて

読み方はアルファベットをそのまま読んで「エス エム ティー ピー」です。

Simple Mail Transfer Protocol(シンプル メール トランスファー プロトコル)の頭文字になります。

訳すと、「シンプルな(簡易版)メール転送の通信規約」ですね。

昔は「MTP」だけだったときもあり、改定されて「SMTP」になったとのことで、改定されることで簡単にシンプルになったと思われるので、「シンプルな」「簡易版」のような訳し方であっているのだと思います。

SMTPのプロトコルに従ってメールを送信することができるのが「SMTPサーバー」です。

メールソフトなどメールを作成したあと送信ボタンを押すとSMTPサーバーにメールの情報が送られ、送信先メールアドレスのメールサーバーへ届けます。

POPについて

メールを受信するときのプロトコルが「POP」です。

読み方は「ピー オー ピー」や「ポップ」と呼ぶ人もいるかも知れません。

Post Office Protocol(ポスト オフィス プロトコル)の頭文字になります。

ポストオフィスとは郵便局のことですね。直訳で郵便局の通信規約になります。

私としては、今までのプロトコルと比べると変な名前な感じがしますが、どういうことか解説します。

パソコンでメールを受信するためにはパソコンを起動していないといけません。ですが、メールはいつ来るかわからないので、常にパソコンを起動して待機しておくのも無駄です。

なので常に起動しているメールサーバーで受け取っておいて、パソコンを起動したときにメールサーバーに溜まったメールをダウンロードする仕組みになったということらしいです。

この仕組が、郵便局に溜まった手紙を取りに行くのに似ているということで、ポストオフィスプロトコル(POP)になったと。

普段使っているGメールもGoogleのメールサーバーが郵便局代わりになりメールを受信してくれていて、アプリなどでメールチェックするとそのメールサーバーにあるメールを見ることができます。

まとめ

結構長くなってしまいましたが、HTTP、IP、FTP、SMTP、POPの各単語の意味と、このような省略語の最後によくついている「P」の意味について解説しました。

もう一度今日解説した語句をまとめておきましょう。

HTTP、IP、FTPなどまとめ

    • HTTP →Hypertext Transfer Protocol:ハイパーテキスト転送のルール
    • IP →Internet Protocol:インターネットのルール
    • FTP →File Transfer Protocol:ファイル転送のルール
    • SMTP →Simple Mail Transfer Protocol:簡易版メール転送のルール

きっと理解が難しい部分もあったと思います。でも大丈夫です。私も最初は同じでした笑 また多くの先輩アフィリエイターも必ずしも細かい部分を知っているわけではないので、その点は安心してもいいかと思います。

ただ、これらの単語の意味などを知っていた方がアフィリエイターの人たちとの会話にもついていけるし、話の幅も広がるし、役に立つことが多いです。

細かいところまで知ろうと思うと難しいですが、こういうものなんだな〜というレベルでは知っておくことをオススメしたいですね。

1日2時間で月1000万円稼ぐアフィリノウハウ

がむしゃらに記事とメルマガを書いて月10万円しか稼げなかった男が、「あること」を導入したことで月1000万円を稼ぐようになった…そのあることを今から無料で公開します。アフィリエイトはコツを掴むと報酬が爆発するケースが多いのでこれはチェックをオススメします。

また、今回の企画ではノウハウだけではなくPDF約100冊や、動画約25個も無料とのことですので、これからアフィリエイトに取り組む方にもオススメです。

WordpressやるならXサーバーがオススメ!

当サイトはWordpressで運用しています。いくつかサーバーを利用してみた結果Xサーバーにたどり着き、すでに5年以上使い続けています。 スピード、セキュリティ、サポート…どれも最高レベルにも関わらず低コストなところがオススメです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)