米Google、7月22日にパンダアップデートを更新したことを発表。前回から10か月ぶりの更新とのこと。

Googleの動きってウェブマスターにとってはつい気になってしまいますよね。私もその一人です。

さて今回はパンダアップデートの話題です。2015年7月22日、米Googleがコンテンツ品質の評価を行う検索アルゴリズム「パンダアップデート4.2」の更新を開始したことがわかりました。

パンダアップデートは2011年2月24日に初めて行われてから今回で29回目か30回目のアップデートなんだとか。

photo credit: Google signs via photopin (license)

パンダアップデートの役割って何？

パンダアップデートはユーザーの疑問を解消するのに十分なコンテンツ品質が保たれているかどうかを見定めるアルゴリズムで、このパンダがあるおかげで検索結果が最適化され、検索経由で素早く問題を解消することが出来ます。

数年前、パンダアップデートが登場するまでは内容が薄っぺらいページ（いわゆるアフィリエイトだけが目的のペラページ、サテライト用サイトとか言われていた）が大量に存在していて、検索をかけても目的となるページが見つからず、問題が解消されないことが多々ありました。

それがパンダアップデートが登場して、薄っぺらいページのほとんどを検索から排除。

2011年の頃は低品質ページ量産タイプのアフィリエイターが本当に大量にいて、個人的にもうんざりでした（あの時代があったからアフィリエイターがやたら嫌われたのでは？）。ですからパンダアップデートは検索ユーザーにとっての正義の味方と言っても良いようなものです。

今回のパンダアップデート4.2の影響は？

では気になるパンダアップデート4.2が更新されることで今後どんな影響があるのかについてです。Search Engine LandのBarry Schwartz氏は、

Many of you may not have noticed because this roll out is happening incredibly slowly. Google says the update can take months to fully roll out because it will slowly impact your site.

と「Google Panda 4.2 Is Here; Slowly Rolling Out After Waiting Almost 10 Months」に記載している通りで、今回のアップデートはすごく時間をかけて更新されるんだそうです。大体数か月かかる…と。

なので今回のアップデートがあったからといって目に見えて大きな変化を受けることはなさそうです。ただ、徐々にということなので、忘れたころにサイトの一部で検索順位が上がったり、下がったりはする可能性がありますよね（でもそれがパンダのせいなのかどうなのか、見定めるのは難しそうです）。

基本的には真面目に運営していればパンダアップデートのニュースは無視していい

これは多くのブロガーさんやSEOで有名な方が発信している情報なので改めて言う必要も無いことですが…。真面目に、ユーザーが抱えている問題・悩みを解消するような高品質な記事を提供し続けていればGoogleのアルゴリズム更新のニュースは無視してもかまいません。むしろ無視してください。

その情報を受け取ることに時間を使うよりも、読者により良いコンテンツを提供することの方がずっと大切です（それでも私は癖で情報を受け取ってしまいますが…笑）。

まとめ

これからはGoogleのSEO系情報も当サイトで発信していくことにします。アフィリエイターにとってサイト運営は必須ですし、そのサイト運営を効率的に行うにはGoogle関連の情報を頭に入れておいた方が良いです。そういう意味で役に立てるかと思います。

これからサイト運営を行う方（初心者の方）は、これまでのGoogleの動きをリサーチして、どんなサイトがNGでどんなサイトを良しとしているのか、一度勉強しておくことをおススメします。その方が効率的に運営できるはずです。