臆病者のための科学的起業法「起業の超プロが実践する絶対に失敗しないための10の技術」

私が一人でビジネスを展開し始めたのは2013年6月。まだ2ヶ月前の話です。それも勇気を振り絞ってした独立のようなカッコイイものではありません。前職での体調不良や家族との関係、その他もろもろの後押しがあっての独立でした。出来ればもう少し先にしたかったと思う位、私は「独立は怖いもの」と信じて疑いませんでした。

こんにちは、菅原将です。

先日このブログでもご紹介した本の内容が素晴らしく秀逸でこれから独立起業を目指す人にはうってつけの一冊だと思いました。ですので、この本を読んで感じたことを今日、私なりにシェアします。

『臆病者のための科学的起業法「起業の超プロが実践する絶対に失敗しないための10の技術」』

起業して成功する。

これを成すためには私は「ビッグアイデア」と「並々ならぬ覚悟」「キャッシュ」の三拍子が揃って初めて出来るものと思っていました。しかし、それは一部のヒーローの話を信じ続けたがために生じる誤解だったのです。

メアリー・ケイ・アイシュは、起業を決断した際、いばらの道を歩んだ。仕事を辞め、貯金をはたき、「正気の沙汰ではない」と言われながらも、1つのビジネスアイデアに全てを注ぎ込んだ。どう考えてもうまくいく見込みは無く、次から次へと難題が振り返ってきた。しかし、メアリーは負けなかった。現在、メアリー・ケイ・コスメティックスは年商10億ドル(日本円1000億円)へと成功を果たしている。

「プレイボーイ」誌を創刊したヒュー・ヘフナーのたどってきた道もそれと似ている。男性向け雑誌の発行という狂気じみたアイデアを思いつくと、心配する友人や家族を説き伏せてはお金を借り、開業資金をかき集めた。彼もメアリー・ケイと同様、成功に至るまで何年もの苦労を重ねている。私達はこういった勇気を与えてくれるストーリーが好きだ。

しかし、実際は驚異的な成功を収めた起業家というものは、極めて慎重な方法で、石橋を叩きつつ、徐々に頂点へと上り詰めて行っている。

日本でもこのような逆風からの大成功を収めたという人はたくさんいるし、またそういう人にこそスポットライトがあたります。

私もビジネス書をそこそこ読んできただけあって「そんな成功ストーリー」ばかりを目にして来ました。起業して成功するためには「ビッグアイデア」「並々ならぬ覚悟」「キャッシュ」この3つが必要と信じて疑わなかったのです。

しかし、本当に成功する経営者というのはリスク計算を優先し、着々と物事をすすめ、堅実に収益向上を狙うものだということをこの本で学びました。

私にとっては大きな衝撃でした。

ビル・ゲイツは、ある日突然舞い降りたアイデアを元に大学を退学し、マイクロソフト社を創業したと言われているが、一説によるとゲイツは退学はしておらず、正式休学を申し出ただけだと言われいてる。もしビジネスが上手くいかなかった場合、どこかの企業のエグゼクティブとして生活を送るためだ。

全ての成功者がどこかでスパークし、成功を前提にギャンブル的に起業⇒成功の道をたどる訳では無いということ。そうでは無く多くの成功者は失敗を前提にビジネスを興し成功を収めているのです。

全てを捨て、ビジネスを立ち上げ、そして成功するという夢物語を作れる人物はほんの一部しかいないことがわかりました。スポットライトが当たるのは往々にして後者の彼らなのに…。不思議なものです。

 

臆病な起業家たち

今でこそ、周りの誰からも称賛を受ける偉大な起業家達の多くは、最初は臆病者だったということには驚きました。

デル、アップル、グーグル、過去20年間で最も成功を収めた企業として挙げられる3社は、アイデアを持つだけの貧乏な人間によって創業された。彼らはベンチャー投資家の助けを借りず、お小遣い程度のお金を元手に夢を追いかけた。投資家が興味を示したのは事業が軌道に乗り始めてからのことだ。

起業=リスクと考えている人は本当に多いです。

私は以前知り合いに「起業する」と伝えたところ「家族はどうなる?」「今のポジションを捨てるなんてバカだ」「安定が一番だよ」などと様々な事を言われました。また、違う知り合いに伝えたところ同じような意見を言われちょっと凹みました。

でも母親だけは「あなたの人生だから思う通り頑張りなさい」と後押ししてくれました。

私はビジネスを起こし、売上を立てる、そのステップは20代前半から何度もやっているので正直その点は怖くなかったのです。売上も頑張ればなんとかなるだろうと思っていました。

なので怖いのはそこではなく、「リスク」についてです。例えば法的リスク、金銭的リスク、家族を危険にさらすリスク。そして何より子供に満足行く教育を与えてあげる事が出来るかどうかという不安。これが本当に大きな壁になっているなと感じていたのです。

しかし、この本を読んで安心しました。

みんな同じだった

ということです。私はようやくスタートラインに立ったなと思いました。

また、もしあなたがリスクを恐れているとすれば、徹底的にリスクを洗い出し、その解決策と、リスクの度合いに対するステップ別の対処法、そして最悪どうなるか?さらにその上の最悪になったらどうするか?という部分まで考えると良いです。

私はそこまで考えたら不安は全く無くなり、むしろ自信となってアグレッシブに行動出来るようになりました。

「リスク」をおぼろげな状態にしておくと、いつまでたっても「リスク」が怖く感じます。その怖さを無くすためには立ち向かうしか無いのです。

 

最初の難関:黒字化する

多くの人にとって独立の難しい所は「黒字化出来るかどうかわからない」という部分だと思います。この点について「臆病者のための科学的起業法」ではこのように語っています。

プランがうまくいくかどうかを確かめるには、多種多様な雑誌にあらゆる形の広告を打ち、テストする必要がある。そうやって得た収益がビジネスに弾みをつけるキャッシュ・フローとなる

つまり、テスト、テスト、テストするしか無いということです。

これは確かにその通りで、ビジネスの立ち上げ当初は如何せん資本がありません。ゆえに全てを0にして飛び込む前に、まずはテストを行うことが重要です。

サラリーマンの方ならお小遣いの中でテストを繰り返した方がいいですし、主婦の方ならへそくりでテストします。そして一定の売上が上がった段階で次のステップへと移っていくのです。

注意したいのは頭から突っ込まないようにすること。頭から突っ込むと出れなくなってしまう可能性があります。生活出来るレベルまではテストを行い、その上で独立することをこの本で推奨しています。

確かにその通りです。

私の場合はこれまでの経験の蓄積があったため、テストはやり尽くした感があったので「エイヤ」で独立しましたが、こういうやり方はあまり良くないですね。

 

マーケティングの達人になる

ビジネスの推進力は「お金」によって生み出されます。ゆえに最初はテストから始めたビジネスも、徐々に売上増加を狙って行かなければいけません。そのために「マーケティング力」が必要になります。

場合によってはCEO、経営幹部はマーケティング通である必要は無い。しかし、未熟な起業家はそうは言っていられない。選択の余地などはじめから無いのだ。

避けては通れないスキル、それがマーケティングスキルです。

「売れるもマーケ、当たるもマーケ」という書籍が一時期ヒットしましたが、まさにこのタイトル通り、マーケティング力が無いと商品は売れません。なぜならお客さんはその商品がこの世の中に存在していることを知らないからです。だからマーケティングを勉強し、商品をどうやって認知させ、自分に注目を集めるかを考えないといけないのです。

私は数々の勉強をしてきて、ある2つのスキルに人生を捧げる決意をしました。

一つは「コピーライティング」です。ネットでビジネスをするためには良い文章が必要不可欠。これさえあれば食いっぱぐれはありません。そしてもう一つは「マーケティング」でした。

これはかなり前から独学で気づき、相当な数の勉強を重ねています。不安はありません。でももっと勉強したいと思っています。

また、「臆病者のための科学的起業法」では“ダイレクト・レスポンス・マーケティング”を強く進めています。この意見には私も強く賛成します。

なぜなら低予算でビジネス展開出来る高性能なマーケティング手法だからです。また、私はこれからの10年はダイレクト・レスポンス・マーケティングと、インバウンド・マーケティングをミックスさせた考えでビジネス展開をしようと決めています。

何時の時代もコンテンツイズキングですが、今日ほどコンテンツが求められている時代は無いと思っています。

 

レーシングカートを組み立てるように企業を築き上げる

ビジネスに必要な要素を学び、リスク管理を徹底したら、あとはその企業を成長させていくだけです。また、その成長させるステップが起業家の醍醐味であると私は考えています。必要な項目を必要なステップで組み立てていくその様は、起業家にしか味わえません。

レーシングカートを組み立てるように企業を築き上げる。誰にでもレーシングカートの組立は可能だ。楽しいだけではない。出来上がったら自分で運転席に座れる。

つまり、楽しい毎日が待っているということです。

この本を読めば起業には何が必要なのか、全て理解出来るようになるのでオススメです。

 

まとめ

起業のリスクを考えることが、成功へのファーストステップだと思います。

そのリスクを無視すればビジネスがギャンブルになってしまいますし、考えすぎると臆病者になり起業が出来ません。だから起業のリスクにはどんなものがあるのか、本を読み、先輩経営者に聞き、セミナーに参加して熟知する必要があるのです。

そしてそれらのリスクの解決策が見つかれば独立をしましょう。このようにすればリスク無く、起業を果たすことが可能です。

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ABOUTこの記事をかいた人

19歳の頃に起業を目指す。上場企業を含む営業会社を3社経験、その後マーケティング会社の取締役を経験する。Webマーケティングの中でもDRMやインバウンドマーケティング、プロダクトローンチに精通し、ローンチ経験は14回、累計の売上高は10億円を大きく越え、現在はそれぞれの手法をMIXして売上を伸ばすことを得意としている。コピーライティングとマーケティングが専門分野。2015年6月株式会社ウェブエンジンを創業。